風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

☆★☆ 浪という女 ☆★☆

2008-05-11 09:20:00 | 日記
 浪は斎宮の森で生まれた。浪には弟が1人いた。斎宮の森や祓川は浪の遊び場であった。8歳の時、母を亡くし12歳の時継母が来た。それまで父子3人の家事は浪の仕事であったし、家業の参宮道の茶店も切りまわしていたのであった。

 継母が来てから浪は亀山の遠縁に家事見習いとして出た。そこは宿場町の中でも指折りの旅籠であった。
浪は奥向きの仕事と、浪とは2つ違いの息子の世話を任された。
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