風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

2025-01-29 05:11:29 | 千字から
寒鯛の
こそげし鱗頬にラメ


魚をまるごと捌くことはほぼ無いが
1・2年に一度釣り上げた魚をいただく

エーと言えば鱗と内蔵を取って貰うが
それでも自分で捌くことがある

あったはずの鱗取りが見つからない
出刃包丁の背でレジ袋の中でゴソゴソ

袋から出して
エラやヒレ辺りの小さな鱗をこそげる

片身を刺身にして
あとの片身は骨付きのまま塩焼き

刺身はプロの半分も取れようか…
崩れた身は鯛の粗煮なんていえばかっこいいが

残した頭と一緒に煮て
鯛三昧

気がつけば
いつの間に付いたのか目の下に小さな鱗ふたつ












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