~6月2日・4日の日記より~
5時前に散歩に出て、45分ほど歩いて帰宅。そのまま庭の草刈りを始め、一時間ほどして疲れて投了。
朝食を摂ったら予定通りの行動に移る。
昨日、「もうちょっと走る」としていた中身は、好調になったカブの様子を見るために、
①取り敢えず、いつものダム湖のほとりまで行く。
②手応え次第で二十年買い替えてないカブ用のヘルメットを買いに足を延ばす。
③調子が良ければ明石まで行ってみる。
の、3項。
結論から言えば、十二分の手ごたえがあったので 全部やってしまった。
ダム湖のほとり、はるか手前で、昨日の好調は本物だったと確信。とにかく調子が良い。70キロで流せる。
カーブでやや心もとないような気がしたのだが、これは乗っている者の技術上の問題(早い話が下手くそ)のようだ。
ニーグリップができないから、腰を浮かせ気味にしてやや後ろに引き、ステップに体重を掛ければ、股でシートを抑えることができる。そうすれば当たり前に曲がる。大雑把な乗り方をしていたんだな、と気づかされる。
4日、零時ごろ目が覚めた。
つい、ネットで連載中の「スーパーカブ 4」を読み始めてしまい、気が付いたら4時。
いかん、睡眠不足は禿の元。無理して寝るか。それとも覚悟して散歩に出るか。
横になって、「どうしようかな」と思っていた筈だが、気が付いたら6時過ぎだった。
じゃ、とにかく今日も草刈りだ。
ダム湖のほとりの駐車場から少し行ったところに、腕白坊主のつくった「基地」みたいな喫茶店がある。
些か歳のいった腕白坊主が集まる土、日だけの店。「店」と言うより「基地」と言った方が良いようなテント張り。
別名「百円喫茶」。
思いついて行ってみた。
テントの前にカブが数台、行儀よく並んでいる。能く見ると使い勝手を良くするために、みんな何かしらの改造、工夫がされてある。
「今日はカブの調子があんまり良いからカブで来ました」
そう言ったら、往年の腕白坊主の筆頭位の爺さんが
「でも、音が大きかったぞ」
という。
「チェーンの音が大きかった」
(私も含めて)爺さんばかりの中で、一人だけ居た三十代くらいの人が興味を示して見に出た。
「ちょっといいですか」と言って、のぞき穴のふたを取って「あ、カラカラだ」と言うが早いか、オイル注しを取って注油をしてくれた。勿論、調子は更に良くなった。
SRは見れば分かる。けど、フルカバーのカブは、ふたを取らなければチェーンの状態は見えない。それを口実に日頃の点検をしていなかったとしても、またエンジン音が大きくても、気を付けていれば振動でわかる筈だ。
結局、昨日の日記と同じことだ。
「大して乗ることもせず、手入れもせずにおいて『錆びだらけになったから買い替えてもいいかな』」、と。
ほんの数日前まで、
「国内生産に戻ったのなら」
と、90DXの力不足を理由に110のカブに買い替えようか、と思っていた。そのために自賠責も前回の5年をやめて、様子見のため、2年にしてもらった。
それが、オイル交換をしてもらった途端、嘘みたいに調子が良くなり、買い替えようという気持ちが揺らぎ始めた。
何しろ二十年経っていると言っても、まだ一万一千キロしか走ってない。
チェーンオイルで決定的になった。やはり手放すのはやめよう。
以前はこれで三宮まで行ってたんだ。なのに力が落ちたと思って段々に行かなくなった。
やはり「オイル交換をちゃんとしていれば、カブは走る」。
爺さん連中は言ってた。
「故障するのはカブが悪いのではなく、乗ってる者のせい」
何だか書けば書くほど
「離婚危機を乗り越えてハッピーエンドを迎える能天気な連ドラ」
みたいな気がしてきた。
ちょっと(じゃないな、だいぶ)、恥ずかしい。
5時前に散歩に出て、45分ほど歩いて帰宅。そのまま庭の草刈りを始め、一時間ほどして疲れて投了。
朝食を摂ったら予定通りの行動に移る。
昨日、「もうちょっと走る」としていた中身は、好調になったカブの様子を見るために、
①取り敢えず、いつものダム湖のほとりまで行く。
②手応え次第で二十年買い替えてないカブ用のヘルメットを買いに足を延ばす。
③調子が良ければ明石まで行ってみる。
の、3項。
結論から言えば、十二分の手ごたえがあったので 全部やってしまった。
ダム湖のほとり、はるか手前で、昨日の好調は本物だったと確信。とにかく調子が良い。70キロで流せる。
カーブでやや心もとないような気がしたのだが、これは乗っている者の技術上の問題(早い話が下手くそ)のようだ。
ニーグリップができないから、腰を浮かせ気味にしてやや後ろに引き、ステップに体重を掛ければ、股でシートを抑えることができる。そうすれば当たり前に曲がる。大雑把な乗り方をしていたんだな、と気づかされる。
4日、零時ごろ目が覚めた。
つい、ネットで連載中の「スーパーカブ 4」を読み始めてしまい、気が付いたら4時。
いかん、睡眠不足は禿の元。無理して寝るか。それとも覚悟して散歩に出るか。
横になって、「どうしようかな」と思っていた筈だが、気が付いたら6時過ぎだった。
じゃ、とにかく今日も草刈りだ。
ダム湖のほとりの駐車場から少し行ったところに、腕白坊主のつくった「基地」みたいな喫茶店がある。
些か歳のいった腕白坊主が集まる土、日だけの店。「店」と言うより「基地」と言った方が良いようなテント張り。
別名「百円喫茶」。
思いついて行ってみた。
テントの前にカブが数台、行儀よく並んでいる。能く見ると使い勝手を良くするために、みんな何かしらの改造、工夫がされてある。
「今日はカブの調子があんまり良いからカブで来ました」
そう言ったら、往年の腕白坊主の筆頭位の爺さんが
「でも、音が大きかったぞ」
という。
「チェーンの音が大きかった」
(私も含めて)爺さんばかりの中で、一人だけ居た三十代くらいの人が興味を示して見に出た。
「ちょっといいですか」と言って、のぞき穴のふたを取って「あ、カラカラだ」と言うが早いか、オイル注しを取って注油をしてくれた。勿論、調子は更に良くなった。
SRは見れば分かる。けど、フルカバーのカブは、ふたを取らなければチェーンの状態は見えない。それを口実に日頃の点検をしていなかったとしても、またエンジン音が大きくても、気を付けていれば振動でわかる筈だ。
結局、昨日の日記と同じことだ。
「大して乗ることもせず、手入れもせずにおいて『錆びだらけになったから買い替えてもいいかな』」、と。
ほんの数日前まで、
「国内生産に戻ったのなら」
と、90DXの力不足を理由に110のカブに買い替えようか、と思っていた。そのために自賠責も前回の5年をやめて、様子見のため、2年にしてもらった。
それが、オイル交換をしてもらった途端、嘘みたいに調子が良くなり、買い替えようという気持ちが揺らぎ始めた。
何しろ二十年経っていると言っても、まだ一万一千キロしか走ってない。
チェーンオイルで決定的になった。やはり手放すのはやめよう。
以前はこれで三宮まで行ってたんだ。なのに力が落ちたと思って段々に行かなくなった。
やはり「オイル交換をちゃんとしていれば、カブは走る」。
爺さん連中は言ってた。
「故障するのはカブが悪いのではなく、乗ってる者のせい」
何だか書けば書くほど
「離婚危機を乗り越えてハッピーエンドを迎える能天気な連ドラ」
みたいな気がしてきた。
ちょっと(じゃないな、だいぶ)、恥ずかしい。