~5月27日の日記より~
昼過ぎ、ハーバーランドの書店までマンガを買いに行く。「スーパーカブ」。
60も半ば近くなって、マンガでもあるまい。それも女の子が主人公のマンガだ。
・・・・と言いながら、先日来「からかい上手の高木さん」、スピンオフも含めて全部買ってたんだった。
酒代節約して、だから我ながら「ジイさん、何やってんの」と思う。
やっと見つけてすぐ帰宅。酒の肴を準備して、早速マンガを読み始める。
ネットの立ち読みでいくらか読んでいたんだけど、改めて読むと、つい涙ぐんでしまう。
早くに父親に死なれ、高校入学後すぐに、今度は母親に捨てられる。(母親が出奔。失踪、だな。)
天涯孤独となった高1の女の子が奨学金だけを頼りに独り暮らしをしている。
・・・なんて、まずありえない設定で、その奨学金だって母親がいなくなってから一人で手続きを、なんて。
更にはいわく付きのカブを一万円で手に入れる、という全くあり得ない設定。
あり得ない!・・・・のだけど、カブに乗り始めて人生が変わり始める、というのは妙に納得できる。
何だか「分かる分かる。高校生ならなおさらのことだろう」と、うなずいてしまう。
「これは『カブあるある』だ」という書評を目にしたけど、なるほど、早速共感してしまっている。
実際、自分自身、30半ばでバイクに乗る羽目にならなかったら、40前に退職してどこかで野垂れ死にしていたかも、と思ったことは何度もある。
「何のために生きる」「世の中に必要とされていないのでは」「自分とは何者なのか」「自分探しを」、・・・なんて。
バイクに乗り始めたら、毎日が妙に生き生きし始めて、そんなことどうでもいいように思えてきた。
バイクに乗ってそんなこと考えてたら、速攻、あの世行きだ。
コーナーを思い描いた通りに曲がる。突然、想像以上の景色の中に飛び込む。
そんな時に味わった感覚は、五里霧中の思惟より確かな将来を見せてくれる。
マンガはすぐに読み終わった。
小説に比べ、絵の情報量は数倍。でも、このマンガ、小説があって書かれているわけだ。話の続きを知るには小説を読むしかない。
3巻まで出ているようだが、おそらくマンガは一巻の半分か三分の一しか描かれてないだろう。
う~ん。買うかな。酒代節約して。
昼過ぎ、ハーバーランドの書店までマンガを買いに行く。「スーパーカブ」。
60も半ば近くなって、マンガでもあるまい。それも女の子が主人公のマンガだ。
・・・・と言いながら、先日来「からかい上手の高木さん」、スピンオフも含めて全部買ってたんだった。
酒代節約して、だから我ながら「ジイさん、何やってんの」と思う。
やっと見つけてすぐ帰宅。酒の肴を準備して、早速マンガを読み始める。
ネットの立ち読みでいくらか読んでいたんだけど、改めて読むと、つい涙ぐんでしまう。
早くに父親に死なれ、高校入学後すぐに、今度は母親に捨てられる。(母親が出奔。失踪、だな。)
天涯孤独となった高1の女の子が奨学金だけを頼りに独り暮らしをしている。
・・・なんて、まずありえない設定で、その奨学金だって母親がいなくなってから一人で手続きを、なんて。
更にはいわく付きのカブを一万円で手に入れる、という全くあり得ない設定。
あり得ない!・・・・のだけど、カブに乗り始めて人生が変わり始める、というのは妙に納得できる。
何だか「分かる分かる。高校生ならなおさらのことだろう」と、うなずいてしまう。
「これは『カブあるある』だ」という書評を目にしたけど、なるほど、早速共感してしまっている。
実際、自分自身、30半ばでバイクに乗る羽目にならなかったら、40前に退職してどこかで野垂れ死にしていたかも、と思ったことは何度もある。
「何のために生きる」「世の中に必要とされていないのでは」「自分とは何者なのか」「自分探しを」、・・・なんて。
バイクに乗り始めたら、毎日が妙に生き生きし始めて、そんなことどうでもいいように思えてきた。
バイクに乗ってそんなこと考えてたら、速攻、あの世行きだ。
コーナーを思い描いた通りに曲がる。突然、想像以上の景色の中に飛び込む。
そんな時に味わった感覚は、五里霧中の思惟より確かな将来を見せてくれる。
マンガはすぐに読み終わった。
小説に比べ、絵の情報量は数倍。でも、このマンガ、小説があって書かれているわけだ。話の続きを知るには小説を読むしかない。
3巻まで出ているようだが、おそらくマンガは一巻の半分か三分の一しか描かれてないだろう。
う~ん。買うかな。酒代節約して。