4月12日
朝、体温は37度1分。熱っぽさはなくなってきたので、床から出れば36度台になるだろう。片頭痛も以前のように左側頭部に集中しているわけではない。
8時過ぎに生ごみを捨てに行き、帰って朝食を摂る。ゆっくり様子を見て、また昨日以前のような片頭痛や少々の悪寒が出てくるようなら今日の外出は延期するしかないが、十日近く経って体調もそれなりに安定してきたようだ。
昼近く、頭頂部近辺の痛みが少し気にはなったが出ることにした。
これまでの風邪なら、この程度の「倦怠感」と言い換えても良いような痛みは運転していれば半時間もせぬうちに消えている。
が、今回はそうではないかもしれない。
いずれにしても、使用期限を13年以上過ぎた風邪薬の瓶は今朝飲んだ2錠で空になった。もし今日また痛みが出れば、今度こそお手上げだ。
何しろ今回の奴は発症するまでに下手すると2週間近くかかる場合もある、という異常なウィルスだ。発症だけで2週間もかかっていたら治るまでどれだけかかるか分からない。飽く迄も「新型だったら」、の話だが。
試しにネットで調べたら、症状は発熱・悪寒・痰・肺炎、とこれまでのインフルエンザと同じようなもので、特別変わったものではない。味覚異常や嗅覚異常が出る場合もある、というのもこれまでのインフルエンザだってあったことだ。
様々なところで血栓を作り、各臓器内で梗塞を引き起こす可能性があるらしく、それが重症化につながっているらしいことは以前にテレビで見た。ただ、以降そのことについての報道は全くと言っていいほど聞かなくなった。
とにかく検査したってその場では分からないし、第一、「検査」は「検査」であって「治療」ではない。変異種かどうかも同じく分からない。発症までに異常に長い時間がかかったりする、発症しないうちから感染するかもしれない、治るのに時間がかかる等々、ダラダラとしつこいインフルエンザだということは間違いない。その分、年寄りは体力が続かず肺炎に耐え切れない。
結果、例年のインフルエンザ全体の死者数よりも相当に少ないらしいのだが、これもまた滅多に報道はされない。
変異株に至ってはおそらく今の上昇率の大半を占めると思われるのに、それについての詳細な発表はない。ただただ「自覚が足りない、行政が無策だ、政府は厚労省は何をしている」。
感染率が高い分、「神の審判」ならば、死者は感染者数に正比例して激増する筈だが・・・・。
脱線した。
(続く)