6月24日(金)
12時20分頃、23日の日記を書いて、床に就いたのは1時前。
寝苦しくて目が覚めた。随分寝たような気がするが、時計を見ると午前2時過ぎ。
ということは、1時間ほどしか寝てないということになる。
寝苦しさの主因は湿度と室温の高さ。「二階の窓だ、開けて寝るか」。
だが、窓を開けてみたら大変な強風。とてもじゃないけど、窓を開けて寝ることなんかできない。
日中、前日とは違って、風は強くても雨の降る気配はなかった。
夕方、急に思いついて炬燵の掛布団を干し掛けて置いた。朝になったら取り込むつもりでいた。
朝5時頃。
相変わらず「強風」というより「狂風」と言った方が良いくらいの風が吹き荒れていた。
どこかで、何かが倒れるような大きな音がした。外を覗いてみようかとも思ったがカーテンを閉めたままで面倒なので、そのまま目を閉じた。
5時半頃。
寝ようとして目をつぶったものの、あまりの風音の喧しさに眠ることができない。そうこうするうちに用足しに行きたくなった。
二階から降りて、ついでに水を飲もうと台所に行く。
水を飲みながら振り返ると、開けたままの板戸の向こう、相変わらずの強風の中で、居間の障子の一か所が完全に破れてひらひらしている。
張り替えるつもりはあっても、障子の枠か、それとも鴨居や敷居が変形してしまったからなのか、障子が外せない。外して全部を張り替えるということができなくなって数年がたつ。障子紙は枯れてしまって破れやすくなっていた。
或る日、洗濯物を干そうとして障子を開けようとしたら動かない。散々工夫してみたけど、どうにもならない。力づくで動かそうとしたら障子の枠が変形したのだろう、半数近くの紙が斜めに破れてしまった。
ここに至っては全面張替えはできずとも、何とかパッチワーク風にでも修理しなくては、となっていた。二、三か月前から。
何とかしないと、と思いながら外を見ると、物干し台が強風で倒れ、炬燵の掛布団がレンガの床に放り出されている。
慌てて着替え、外に出て取り敢えず物干し台を立て直し、竿を架け、布団を取り込む。
風は一向に弱まる気配がない。
とにかく物干し台が再び倒れぬよう処置をするのが第一。
少し降ったらしい雨に布団が濡れてしまった部分を乾かすことが第二。
破れた障子の部分張替えが第三。
番号を振ったが、上下・順位があるわけではない。どれもやらねば。
A級、B級、C級の「戦犯」分類と同じこと。