7月19日(火)
昨晩からの荒れは、結局、今日午前中まで残る。
風は収まったように思ったので、7時頃には居間も二階も雨戸を開けた。
何しろガルバリウム鋼板というやつで作られているのだろうか、薄いがいかにも丈夫そうな雨戸は欠点もある。強い風が吹くとうるさくてたまらない。
吹き殴りの雨だったりすると、スネアドラムを遠くで叩き続けているような音がして、これも又うるさくて堪らない。
吹くのを忘れたかのように収まった風であったが、やっぱり時折思い出したように強く吹く。
それでも家が揺れるんじゃないかと思うほどの連続した強風は、深夜、日付が変わってからの1~2時間だけだった。
その数時間は雨戸から室内のドアや襖は全て閉め切って小さな空間を作ることで空気の振動を抑え、大雨と大風が通り過ぎるのを待つしかなかったため、湿度と気温の高さには閉口した。
とにかく喧しいのと蒸し暑いのとで寝るに寝られない。
2時頃やっと寝て、今朝は6時過ぎに起きる。
風は収まったが山の尾根。例によって雲の中。辺りは全く見えない。これで次第に好天になるのか、それともこれから大荒れになるのか素人には分からない。
そして何より、窓を時折り強い雨が叩く。昼前後が特に激しかったのかもしれない。
夕方になって、この日初めて瀬戸内海が少し見えた。妙にうれしくなった。