3月16日(土)
5時半から6時まで散歩。
9時ではなく、8時に出られるように、朝食は7時。
以前に行ったときは、期間の初日は11時半には売り切れて苦情が出たといったような話を聞いた。
この日記に何度か書いた多可町の道の駅では、そういうことがたびたび起きるらしい。が、こういったものはなかなかその辺が読めない。
それに加えて年に数回しかやらないというようなものには、口卑しい・・じゃない、食道楽?の人々が早くから焦点を合わせて狙っているから、閉店に間に合えば良いというものでもない。売り切れイコール実質閉店だから。
ので、9時前には到着するよう、8時過ぎに出発した。
9時10分前に到着。準備が始められたばかりだった。開店は10時だという。早過ぎた。
「1時間もじっとして待つ、ってのもなあ~」「本、持ってくりゃ良かったなあ」、なんてことを思う。
そして
「持ってきてないんだもの。ないものねだりしたってどうにもならない」、なんてことも思う。
丸テーブルに4脚ずつ椅子が置いてある。それが3組ほど並んでいる。
勿論、買ったら早速そこで食べようとする人のためのものだから、開店前だ、誰も座ってない。一人座って待つことにした。
空を眺めていた。
本当にこんな長閑な良い天気の中でのんびり待つのに、文句を言ったり苛々してみたり。それじゃ面白くない。牡蠣フライが不味くなる。
何より愛でるべきは、これ以上ない春の空。
そうこうするうちにあと20分くらいになり、店の人が牡蠣飯のパックを積み上げ始めた。
「もうすぐだな。予定より10分くらい早いか?」
と思ったら、早速に買っていくおやじども。
えっ?そんなのあり、か?
先に注文して置いても良いのか、と聞いてみる。
(勿論、「不満気な 物言いはせず 年の功」)
お金を払ってゆっくり待つことにした。
開店10分ほど前に注文して置いたものが揃ったので、受け取ってまっすぐ帰る。
「しぼりたて」と書かれた冷用酒1合半の瓶、いつもの芋焼酎1合半と、でにこやかに夕食。