CubとSRと

ただの日記

ワークマン・スパッツ

2024年07月02日 | バイク 車 ツーリング
 6月15日(土)

 10時過ぎ、SRで出る。三木桃坂からひまわりの丘公園へ。
 そして三木道の駅に南下し、衝原湖、スーパーマーケット。

 夏用にとワークマンで買ってから数年、一度も使ったことのなかったスパッツをここ数日、毎回使っている。
 買った時は当然「これは便利そう」と思ってのことだったのだが、以前から使っているものに比べ、あまりにも貧相、というよりちゃちな作りで、装着しようとしても余裕がなくいつゴムが切れるか分からない(本来ならベルトで固定するはずのところを、ゴム紐で引っ掛けるだけ)。

 20年あまり前に買ったハロルズギアのスパッツと比べるのは、値段の上でも無茶ではあるが、とにかく違い過ぎる。同じ帆布ではあるが素人目に見ても生地が全く違う。ワークマンのは帆布の強化用の縁取りが同じ帆布。
 対して、ハロルズギアのは防水加工の帆布に革の縁取り。内踝に当たる部分にも革が当てられ、留め具は革のベルト3本。見た目は当然ながら耐久性も数倍。

 ただ夏場はあまりにも大袈裟に見える。
 何しろショートブーツにこのスパッツを着けていれば、普通のブーツにしか見えない。凝視しなければお洒落(?)なコンビのブーツにしか見えない(らしい。バイクに乗らない人で見分けることのできた人はいなかった)。
 その分、風通しが悪い。夏場は使う気にはならない。

 夏用に生地のやや薄いジーンズを穿いた時、急に思い出して買っただけで数年放っておいたこのスパッツを着けてみた。
 ズボンの生地の薄くなった分、「あれっ?」と思うくらい、ゴム紐が簡単に掛けられた。これで走行中、裾のバタつきがなくなる。
 さらに大きいことは止まった時。サイドスタンドを踵で出そうとすると必ずズボンの裾がステップに引っ掛かってもどかしい思いをしていたのだが、これで夏場もそういう不具合はほぼなくなった。これは結構大きいストレスだったので、それがなくなったというのは精神衛生上「◎(二重丸)」。

 ただ、(何度も言うが)いかにも作りがちゃちだ。
 「ワークマンの品物は安いけどワンシーズン。それで元が取れるから十分」と言われるが、「バイク用品というのは基本やや高めでも長く使えるから結局は安上がり」というのが本筋だ。
 何より「長く使える=耐久性がある=安全性が高い」というのは真理だ。プロテクターを装着して乗るのが主流になっては来たが、基本は丈夫な衣服、グローブ、パンツ、ブーツ、そして(ワンタッチストラップではない)ジェットヘル以上のヘルメット。

 脱線した。
 夏用にと思って購入したスパッツだった。ゴム紐で留めることに大きな不具合はなかった。
 残った不具合は、ブーツの底に回して留める革のベルト(さすがにこれはゴム紐ではない)。これが唯一の革なのだが、スーパーのポリ袋かと思うくらい薄い。薄くても革なのだからそう簡単に切れる筈もないのだが、それにしても薄い。薄過ぎる。更に留め具の穴が中央にない。そういう仕様なのではなく、単にパンチングがいい加減なだけ。これ絶対、海外生産だ。

 ・・・・・ということで、昔南海部品で買ったレザーパンツの端切れを貼り付けて補強することにした。これで十年、いや、五年は持つだろう。
 

 ・・・・・・ということは七十五、か・・・・。

 まだ乗ってるかな?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする