6月26日(水)
雨で散歩は休み。だが雨は朝だけ。
それも北区は雨ということだったが、7時頃外を見ると本当に降ったのか?と疑念がわく。それくらい道路が乾燥している雰囲気。
まあ北区は広いから、東の方だけ降ったのかもしれないが。
10時頃、SRで出発。難しい判断だったが、6月分の生活費、1万円だけ残金ということにして来月分の生活費を引き出しに行く。
勿論引き出したお金を来月分の前倒しということで今日から使う。
続けて買い物に向かう。一旦帰って買ったものを片付け、改めて衝原湖へ向かう。
昼過ぎ。珍しいことに、バイクは一台もない。
SRを停めてベンチに座る。持って行ったライチジュースを飲み、用足しに行こうとしたらスクーターが一台やってきた。似たような年恰好の男。
用を足して戻って来たら、斜めに停めたSRのそばに停めてシートを上げ何かごそごそしている。
SRとそのスクーターの前を通り、ベンチに行こうとして「こんにちは」と声を掛ける。
声に応じてこっちを一瞥しながらも、それ以上の反応はなかった。え?どういうこと?
今、取り込み中で、というなら(なんだ鬱陶しい)みたいな表情をするだろうし。声を掛けられたのは気のせい、と納得した?まさか。
分からない、わからない、どうすればい~い~の~。(by Mizyu)
もう一度言おうかとも思ったがやめにした。一瞥後、彼は続けてイヤホーンを着けようとしていたからだった。声を掛けられて一瞥して置いて返事をしないのには、きっと彼なりの理由がある・・・のだろう。
スクーターには右に転倒したらしい大きな擦過痕があった。最近のものではない(塗料が塗り重ねてあった)ので、それが理由とも思えない。
彼のスクーターはSRとベンチの間に低い衝立のように停められているから、SRを見ながらジュースを飲むと、まるで彼のスクーターを眺めているかのような格好になる。
見るともなく見ているとスーパーのポリ袋を広げ、持ち手をハンドルの左右に引っ掛けて中からお握りを取り出した。
小説「スーパーカブ」の小熊のように、シートに真っ直ぐに跨り、今から食事らしい。
ベンチに座って、手入れが不行き届きで薄汚れたSRを見ながら飲み物を飲む、というのがここでの時間の過ごし方なのだが、今日はベンチとSRの間にスクーターランチ老人が入ってしまってSRが見えない。
わざとか?それはない、か。
でも、爺さんが爺さん見ながら休憩、って。それ・・・変態だろう。
爺さん以外だったら?
・・・それも変態、か。