SRで教習所までは十分前後だろうか。
行くと予約はがら空きで受講はいつでも良いような感じではあったが、とにかく受講しなけりゃ免許更新の道は閉ざされるんだから。
6月30日(日)に受講する、ということになった。
驚いたのは葉書にあった但し書きの一つ。
「それぞれの教習所で講習手数料が違います」の一文。
ちなみに基本講習料は6350円。2時間受講。
ところが、説明時言われたのは「うちは10000円です」。
「えっ!?」
と、心の中で驚いたものの、勿論、声には出さない。
自動車学校というのは民間の組織だ。
免許制度を作っても免許取得のための技術講習を行う学校を、警察が作る資金も人員もない。民間に声を掛けて様々な便宜を与える代わりに(在職年数の長短関係なく)退職した警察の関係者を職員として受け入れる。
今でも民間の組織ではあるけれども、実態は警察からの天下り組織の一つとなっているのは言うまでもない。
上意下達で新しい交通施策が布かれるわけだから抵抗はできない。
けれども逆に警察OBが上層部になっている教習所は、現役の警察からすれば少々煙たくもある。
講習内容、実施方法等、全て警察から降りて来るものをそのまま使わなければならない。独立した民間組織なのに、これではただの子会社だ。
ということで「受講料は一律6350円」とすれば、反乱が起きる(とまではいかずとも、警察への不満が噴出する)。
・・・・と考えたら、料金の決定はそれぞれの教習所の発言力に懸かっている。高くできれば「さすが!所長!(よいしょっ)」と。
なんてことは・・・あるのかな?ないのかな?
賄賂の横行する国ならこんなことは言うまでもない話。先日書いた牢獄の前の骨董品店の話の如く。
そんなことは日本軍には全くなかった。だから日本軍の評判は良くなかった。でも、敗戦後の日本は・・・だから。
世界の大半の国と違って、でも日本は個人の懐には入れないようにする。組織自体が受け取って、裏金として蓄える。
蓄えてどうする?歓送迎会等の足しにする。可愛いというかちっちゃいというか。
少なくとも警察OBが教習所所長になって、僅かの間に巨額の蓄えができ、大豪邸を立てるのは当たり前、なんてことは日本ではまずない。
隣国では党の職員はマンションの数棟(数室、ではない)持ちは当たり前、「情人」と言われる愛妾らはその一棟を貰って生活する(マンションの持主=大金持ち)、なんて記事を読んだのは十年以上前。今は知らん。
裏金=汚い金のイメージが先日来横行しているけど、例えば今回の自民党の裏金問題、各議員のパーティーでの収入が予定より多かったら、党に納入された一部を報奨金とする(=党から議員に返金される)んじゃなかった?裏金、ってそのことじゃなかった?
「パーティーでの収入は全て党へ」と言われ、いくら頑張っても評価されないのに、党が外国人からの献金をも受け入れ、外国人に便宜を図る、なんてのは犯罪じゃない?
日本のために献金するけど見返りは求めない外国人、っていったい何者?朝鮮飲みをして見せるだけで「献金した意味があった!」と彼らは満足するのか?
新聞発行して販売してその収入はすべて党へ、というのもおかしい。配達員からも購読料とっている筈だし。
・・・・・また、どこに向かってるんだろう・・・・・。