CubとSRと

ただの日記

何だか引っ掛かる(トヨタ・ダイハツ)  後半

2024年03月02日 | 心の持ち様
 「トランプも有難がる朝日の〝欠陥〟記事」 (後半) 

 米国のスラングで欠陥品をレモンと言う。智恵子が「がりりと噛んだ」あのレモンと同じスペルだ。
 念のため米国に住む娘の知人に「レモンがトヨタに置き換わった」という船橋の話を確かめてもらったら「そんな話は聞いたこともない」だった。
 それもそのはずで船橋の記事が出て間もなくラフードは「残念ながらトヨタに欠陥がなかった」「娘にトヨタを勧めた」と言った。

 これでも詐欺師米国人には精いっぱいの謝罪の表現だったのだろう。
 しかし彼に追従した朝日は天声人語も素粒子も船橋もあの大袈裟な誤報を一言も詫びなかった。
 そんな破廉恥漢の片割れが今も編集の重鎮で残る。因みに船橋洋一は退社し、今は月刊「文藝春秋」でコラムを書いているが、そのせいか、「文藝春秋」も全く売れなくなった。

 彼らに反省はない。石ころ缶詰、暴走トヨタに次いで「日本製はだめ」の嘘シリーズ第3弾に三菱MRJを社説で取り上げた。
 日本の航空機製造はGHQの禁止令が切れた後も米国の厳しい掣肘で抑え込まれてきた。
 それを撥ね退けてやっと飛ばしたMRJは米国に型式証明を取りに行く旅で2度も躓(つまづ)いた。ために納入時期は7年も遅れた、困ったものだと社説は言う。
 ただ、ホントの原因を社説は隠す。MRJは空調でトラブった。実はそれが米国製だった。

 米国はろくな品質管理もできていない癖にウチの部品を必ずたくさん使えと圧力をかける。
 トランプは今、それを国策の柱にする。
 MRJのトラブルはその「バイ・アメリカン」による貰い故障だった。

 団塊の世代がやっと減ってきた。朝日新聞もいつまでも嘘を書き続けず、そろそろ真実を書く訓練を始めた方がいい。

   新潮文庫 
 「変見自在 トランプ、ウソつかない」
        高山正之著 より

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 「MRJは日本の不手際で結局製造を諦めたんだ。それが証拠にホンダの小型ジェットは大変な人気じゃないか」という人もいるけど、あれアメリカホンダ、ですよね?ほぼアメリカの会社です。儲かるのはアメリカ。
 日本車叩きが収まったのは、前回も書いた通り、現地製造を主にして日本からの輸入には枠を設けたから。
 でも、同じ車でも長期間納車待ちをしても日本からの輸入車を待つ、値が多少張ってもそうするというのは車好きの人からすると当然のことなんだとか。

 昔見た英国発の「自動車産業衰退」のニュース。
 「比較的安価で故障しない日本車が英国の自動車産業を衰退に追い込んだ。英国の自動車産業はまさに風前の灯火。どの面から見てももはや日本車には太刀打ちできない。」
 と悲痛な面持ちでニュースを読み上げた司会者。
 「しかし、安心してください。英国はまた自動車産業の盛んな国になります。日本の自動車会社が英国に工場をつくることになったからです!」

 「植物油で走ることができるディーゼルエンジンこそ未来のエンジン」と大騒ぎしていたのがVWの不正発覚を初めとして一気に醒めてしまった。あれも僅か十年前のこと。
 「時代はEV!」とEUが結託して日本車潰しに走ったら、日本車がつぶれないで中国車がEUを追い詰めてしまった。

 さて、トヨタ・ダイハツの不正の中身だけど、ネットニュースではなくYouTubeで流れる解説を見ると同じような「匂い」というか「色」(作為のようなもの)が見えてくるような・・・・。

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