CubとSRと

ただの日記

情報弱者?バカにするな!

2020年04月28日 | 重箱の隅
2011.08/02 (Tue)

 「ふ~ん。自民党の議員が竹島に行くって?朝鮮が自国領だって主張している島だよな?そこへ?なんでわざわざケンカしに行くかねえ。そんな暇があったら政治が先だろうが。自民党が反対するから何も決まらないんだろ?」

 「えっ?韓国へ行ってから、鬱陵島へ行く?何だ、そりゃ。竹島に行くんじゃないのか?自民党、やっぱりダメだな。腰が引けてるぞ。」

 「ほら見ろ。空港で入国拒否されて、強制帰国だって。何だかなあ。ありゃ?女の議員も入ってるじゃないか。髭をはやした奴とでっかい奴。変な組み合わせだなあ。わけが分からんねえ、自民党のすることは。」

 「で?ありゃりゃ。顔写真の入った横断幕、焼いてるよ。あんなものまで用意してたのか?手回しが良いな。ん?4人か?じゃ、4人で行ってたのか?あ、あのメガネ、見たことある顔だぞ!福耳枝野が遺憾の意を表明?そんな大変なことかい?第一、何で民主党が自民党の肩、持つんだ?」


 これは私の脳内情報弱者の会話です。

 「こんなひどい奴、おらんやろ~!」
 と言いたい。・・・・でしょう?
 でも、街頭インタビュー・・・・。
 「何故、今なんですかねえ。こんな時に~」。今だから、行くんでしょう?
 テレビも似たようなこと、ノタマッテいます。

 菅内閣支持率16、4%ですよ?こんなひどい政府の状態で、この支持率なんて、理解できないでしょう?
 こんな人が、その理解できない支持率を支えている、と考えるしかないでしょう?

 竹島に上陸はしたい。しかし、実効支配されており、現(日本)政府はそれを許可しない。
 また、韓国はヘリポートや監視用の建物、管理人みたいな者のための家まで作って更に船着場まで作ってしまっている。
 そんなところに強行上陸したら、あちらの海岸警備にあたっている(実は元軍人)連中は任務として、日本人を拘束するしかない。

 だから、敢えて、竹島が日本領であることを、再度主張するためにあちら側の解釈を確認したい。
 鬱陵島には資料館があるということだから、それなら、そこで、確認しよう。
 調査のために、かの国に行くのだから、韓国に行き、それから鬱陵島に行く。当然の手順です。
 竹島には行かない。韓国に行って鬱陵島に行く。韓国内を行く。それだけ。
 
 それを、あちらは入国拒否、したわけです。韓国民は「勝った、勝った」と大はしゃぎしている。
 自民党は負けた?
 資料館を視察に行く。合法でしょう?それを拒否したわけです。違法行為です。となると、国際世論は法を無視した韓国を非難します。
 「韓国は無法国家である」ということになる。だから、これからは、そのことを繰り返し、主張できることになる。

 「勝った勝った」は、韓国民の浅慮。火病の親戚と言えます。
 「我が」日本政府は、どうするでしょうか。
 もうテレビで官房長官が言ってますね。
 「合法的な入国を拒否したということはおかしい」、と。
 だから、それを「遺憾であります」と書いた手紙を渡すのでしょう。
 それで?
 それで、終わり。
 
 でも、本当は、野党のそういった行動に対し、現政権はそれすらもしない可能性があった。
 だから、敢えて韓国に行き、韓国領の鬱陵島に「竹島のことで」行くんだ、と花火を打ち上げた。これなら、絶対に文句は言えない。

 なのに韓国からは入国を拒否された。それどころか、遂にまともな説明をされることはなかった。
 これ、大勝利、じゃないですか?
 何もしないことが分かっているのに、非合法的な権力行使を、あろうことか他国民に対して行った。

 もう一つ。
 平沢勝栄議員は、ギリギリになって、「政務が立て込んでいるから」と不参加。
 これ、二つ、解釈があります。
 「何だ!結局腰抜けか。信用できないな、あんな奴」
 
 おそらくmy日本も、保守思想の持ち主も同じ捉え方でしょう。
 けれど、これで、国を守る役に立てる(かもしれない)議員を、一人切り捨てることになるんですよ?もったいないじゃないですか。

 平沢議員はちゃんと参加したじゃないですか。
 ほら、あの横断幕。彼の顔、完璧に焼かれてしまった。あの時点で、彼は「行った」のと同じことになりませんか?焼かれたことで、そこに存在したことを認められたことになる。
 そして、テレビのインタビューに答える。事情は一番よく知っている。
 広報と実動の分担がしてあったと考えたら・・・?

 敢えて「鬱陵島に行く」と広言していたわけです。韓国に手を出させるように。
 メンバーの顔触れを見て下さい。それぞれの代表みたいな人ばかり。
 一番顔の売れているのは、平沢議員。当然、広報担当。
 稲田議員は理論的支柱。百人切り裁判は特筆に価するでしょう。
 国防の点から、佐藤議員。ご存知、ヒゲの隊長。
 そして、新藤議員はJ-NSCの発案者であり、事務局長。

 衆院選で、大敗して大反省をし続ける、(今は)ただのお人好しになってしまった自民党の、弱腰振りを良いことに、やりたい放題の菅総理。
 それに困った振りをしているだけで、己が議員生命の事しか考えてない、民主党議員。

 これを打ち破るのは簡単だ、とばかりに行った陽動作戦。今回の鬱陵島行は、その一つでしょう。
 政治的行動に関しては、間違いなく自民党の詰め将棋的技術の方が、「思いつき」、「細切れ」の民主党的手法より、格段に上、ということになりますか。
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