実録「年の初め」

　令和七年一月一日

　零時半までに寝るつもりでいて、実際に寝たのは２時。

　いきなりの計画倒れ？そんなことはない。寝るまでは大晦日。ほら、ラジオやテレビの番組表だって「２４時」の後は「２５時」「２６時」と記されている。

　一日は散歩に出ない、習字もしない、というつもりだったので目覚ましは６時半にセットして置いた。

　起きたのは６時。外を見たら雨が降ったような形跡がある。

　まあ今日は出ないし、もう降ることもないだろう、と「一日の計画」実行のため、行動開始。

　神棚に神酒を供え、門塀に国旗を掲げ、雑煮の用意。

　今年も生協で５００グラム入りの餅の袋を買っている。中に十個入っているから一個が５０グラムの計算になる。

　以前は三箇日から、時によると一週間近く毎日５，６個食べていた。

　若いうちは何ともなかったが、５０を過ぎた頃から正月休み明けには体重が数キロ増えるようになった。

　それでも「ちょっと動きにくいな」、程度だったのだが流石に６０を過ぎると胃もたれが気になり始め、７０を超えたら近未来の不都合が予見できるようになる。ちょっと遅すぎる物分かりのような気もするけど。

　ここに至って「食べる量を減らすしかないな」と観念する。

　数年前から、生協の一袋１キロのを買うのを止め、一袋５００グラムのを買うようになった。

　元日と二日は三個、三日と四日は二個とすることにした。　

　酒は元日二日は朝夕。三日は夕食時だけ。四日からは平常運転だから酒はなし。四、五と休んで平常の飲酒は六日から。