宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

南三陸町で復興を目指す園芸施設で待望の初出荷!

2012年08月23日 16時01分56秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

南三陸町の「南三陸あぐり第一復興組合」では,東日本大震災農業生産対策交付金を活用して建設された,園芸生産施設で栽培した「こまつな」を初めて出荷しました。
 栽培施設は,3月に施設は完成しましたが,土づくりと土壌消毒後の7月中旬に播種し,8月16日にようやく収穫を開始することができました。
 ここでは,収穫作業や袋詰めなどの作業は震災で被災し仮設住宅などに居住している方等を雇用して行われています。現在は,栽培計画や土壌消毒の都合上,すべての施設で栽培はされていませんが,順次播種作業が行われ,最終的には1haの面積で「こまつな」等が栽培される計画です。
 普及センターではこれまで,栽培に関して栽培管理方法,土壌分析などの支援を行ってきました。この施設は,南三陸町の農業復興の一翼として期待されていますので,普及センターとしても今後栽培,経営面について引き続き支援していきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター
先進技術班
電話:0226-29-6044

 


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お客様の声を!~おおさと産直友の会アンケート調査実施~

2012年08月23日 15時16分23秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

  平成12年に農産物直売所をオープンした「道の駅おおさと」は,今年で13年目を迎えました。出荷者で組織する「おおさと産直友の会」では,今一度お客様の声を聞き,さらにお客様に喜ばれる直売所を目指そうと,アンケート調査を行うこととしました。アンケートは,ブレイントラストアンドカンパニー(株)代表取締役社長の大志田典明先生に作成していただき,8月20日と25日に実施することになりました。
 先日(8月20日)のアンケート実施日には,産直友の会及び道の駅を運営している(株)おおさと地域振興公社,大郷町役場,普及センターが一丸となり大郷町の産業振興を図ろうという強い思いが伝わったのか,平日にも関わらず200票を超えるアンケートが集まりました。産直友の会会員からは,実際にお客様の声を間近に聞くことができ,さらに自分たちの結束も一段と強いものとなり,アンケートを実施してよかったとの感想が聞かれました。アンケート終了後には,大志田先生からの結果報告,結果を受けての改善検討会がありますが,普及センターでは引き続き支援をしていきたいと考えています。

 

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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