宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

あぶくま農学校入校式・田植え作業体験が行われました。

2015年05月13日 14時38分46秒 | その他

 去る5月8日に公益社団法人角田市農業振興公社の主催で「あぶくま農学校」の入校式が角田市立枝野小学校で開催され,併せて学校周辺の水田で田植体験が開催されました。

 

 枝野小学校の全校生徒(1~6年の約90名)や教職員等も裸足で水田に入り,10a水田(100×10m)を枝野地区農業体験交流実行委員会(同地区の担い手農家等で構成)構成員の指導の下,つや姫の苗を手植えで田植しました。

 最初,児童は水田に怖々入っていましたが,慣れてくると泥まみれになりながら,楽しんで田植体験を行っていました。

 

 児童の手植え終了後,地区の担い手農家が田植機で隣の水田(30a)の植付を行い,機械作業の速さを実感していました。

 

 「あぶくま農学校」の田植体験は,枝野小学校以外に5月13日に北郷小学校,5月16日に西根小学校の角田市内の合計3校で行われ,秋には各校で稲刈体験も予定され,「あぶくま農学校」として自然とふれあい,体験しながら食べ物をつくる農業の大切さや大変さ,楽しさを学んでいきます。

 〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班 

       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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旬の市七ヶ宿出荷組合総会・野菜栽培研修会を開催しました。

2015年05月13日 10時51分12秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

平成27年4月24日,七ヶ宿町滑津公民館において,旬の市七ヶ宿出荷組合の総会があり,春秋のイベント開催等,本年の活動計画が承認されました。総会終了後には普及」センターが講師となり野菜栽培にの研修会を行い,約40名の参加がありました。

 旬の市七ヶ宿は、平成14年に滑津大滝公園にオープンした農林産物直売所ですが,生産者の高齢化に加え,ニホンザル等の鳥獣被害,原発事故による林産物・山菜の出荷の減少等により,販売金額は年々減少傾向にあるため,普及センターでは平成27年度の重点プロジェクトに位置づけ,これまで栽培が少なかった園芸作物の生産振興と魅力ある直売所運営を一体的に支援していくこととしています。

 今回の研修会では,「一年を通じた計画的な野菜づくり」をテーマに,旬の野菜とちょっと珍しい野菜を組み合わせた作付け体系や,夏期冷涼な七ヶ宿の気候に有利な野菜,雪室を活用した付加価値を高める野菜づくり等について普及センターから講習を行いました。また,花き担当からは直売所を彩るオススメの花き栽培について話題提供を行いました。

参加者からは,連作に強い野菜や品質を高めるための病害虫防除等について多くの質問がありました。

普及センターでは今後も、研修会や現地検討会等を通じて、地域の園芸振興と直売所活性化を支援してまいります。 

     

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班 

       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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