宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

今年も気仙沼・南三陸産しょうがの栽培が始まりました。

2015年05月11日 18時00分39秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 しょうがは佃煮や煮物などの水産加工品に不可欠であり,実需者から地元産のものを求める声は後を絶ちません。そこで,水産業との連携を図るため,本吉地区農村青少年クラブ連絡協議会,本吉地区生活研究グループを中心に,しょうがの栽培に取り組んでいます。

 4月24日,農村青少年クラブ員のほ場で種しょうがの植え付けが行われました。ここでは,昨年,野菜苗用の温床を活用し,しょうがの初期生育を促進させることで,1株1kg程度の大きなしょうがを収穫することに成功しています。

 今年も地元産しょうがを原材料とした新商品開発に取り組み,地域食材として消費者へ定着することを目指し,実需者を交えた意見交換を定期的に実施しています。

 普及センターでは,今年もしょうが栽培,新商品開発を支援していきます。気仙沼・南三陸産しょうがにご期待ください。

 

<連絡先>

宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班

〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2

0226-29-6044


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農業大学校新入生を対象にみやぎ農業未来塾を開催しました

2015年05月11日 11時24分36秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

去る4月24日(金)に,農業大学校新入生の学生4名を対象として,先進的経営体である蔵王町の関口氏と(株)ゼルコバドリームを会場にみやぎ農業未来塾を開催しました。

 関口氏は,ほ場の案内と設備の説明の後に,学生時代から懇意にする農業法人や経営者を見つけることの大切さなどの助言を行い,学生たちに大変だけれども明るい農業の話をされました。

 (株)ゼルコバドリームでは牛舎等の説明後,学生たちに酪農にはあまりよいイメージが無く後継者が減っており,少しでもよい経営を行い,魅力的な産業であることを伝えて行くことが大切であるといった話をしていただきました。学生たちも感心したように話を聞いていました。

学生たちも関心のある事項を質問したり,逆に講師たちから質問を投げ返されて頭を悩ます場面もありました。

今後も普及センターでは,農業の後継者や担い手の育成・確保に向けて支援していきます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター   地域農業第一班

       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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