平成27年4月24日に,宮城県農業大学校1年生の出身普及センター訪問とあわせて農業未来塾「在学者コース」を,宮城県石巻合同庁舎で開催しました。
今年度,石巻管内からの農大入学者は5名で,園芸学部1名,アグリビジネス学部4名となっています。近年の入学状況をみると,昨年度は1名,一昨年の平成25年度は7名となっています。
普及センターからは,当所の業務内容や管内農業の特徴として,震災後に設立した農業法人が多く,農大卒業生も法人に多数就職していること等について説明しました。
当日は石巻4Hクラブ員からの活動状況報告も行いました。夏には農大生も参加する「農村青年のつどい」が開催される予定で,就農前の学生時代から4Hクラブとの交流が図られることが望まれます。
9月には農家や農業法人での体験学習が予定されています。研修先についてはこれから調整されるとのことですが,体験学習においては,生産技術や経営管理を学ぶとともに,農家生活を体験することにより,将来における営農に役立つよう,是非,管内で就農し,石巻農業の復興にかかせない人材になってほしいと思います。
普及センターでは関係機関と連携して,若手農業者や新規就農者等への支援を継続し,地域農業の復興に取り組んでいきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0225-95-1435 FAX:0225-95-2999