宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

集落営農組織の合意形成に向け「合意形成講座」を開催

2015年08月04日 16時54分17秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成27年度「くりはらMMN塾」において,将来の集落営農の発展や法人化など次のステップへの進展を支援する「合意形成講座」を全6回シリーズで企画し,その第1回を平成27年7月14日(金)に栗原合同庁舎で開催しました。
 今回の講座では,各集落営農組織の役員や関係機関担当者など15名が参加し,現状把握や課題整理などの合意形成のための概論として「集落の将来ビジョンの策定」について学びました。
 普及センター職員が,将来ビジョン策定のねらいと策定までの流れ,集落営農推進にあたっての考え方,地域づくり実践事例などを説明しました。将来ビジョン策定にあたっては,「住民自身が地域づくりに参画するプロセスを通じて合意形成を促進させる」「担い手づくりを進める集落営農も地域全体の将来ビジョンの中で考える」といった考え方が重要であることを説明しました。さらに,地域づくり実践事例として大分県宇佐市の“イモリ谷”松本集落での将来ビジョンや地域活性化の活動などを紹介し,地域活性化に繋がった成果やポイントを認識してもらいました。参加した営農組合の中には,具体的に法人化を想定している組織もあり,互いに現状や課題などを情報交換しながら学習する機会となりました。
 第2回以降では,各論としてアンケート調査やその集計・分析,ワークショップなどの具体的な手法を学ぶ予定で,各集落で将来像の策定にむけた話し合いが進んでいくように支援していきます。


<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9404 
FAX:0228-22-5795・6144

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りんご栽培者相互視察検討会が開催されました

2015年08月04日 16時28分52秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成27年7月28日(火)に栗原市金成において栗原市果樹連絡協議会主催の相互視察検討会が開催されました。
 会員と関係機関職員25名が参加し,会員のりんご園地を視察しながら生育状況や病害虫の発生状況,防除方法の検討を行いました。出席者はヒメボクトウの侵入が疑われる樹や紋羽病の被害樹を観察し,防除方法について熱心に議論していました。また,普及センターが検土杖を使った土壌調査を行い,下層土の改良について説明を行いました。
 視察の終了後は,地区の集会所において各自の園地で問題となっている鳥や害虫による被害などについて意見を交換し,普及センターからは果実の肥大状況や,園地で見られた紋羽病の新しい防除方法について情報を提供しました。
 普及センターでは,果樹連絡協議会の活動と栗原りんごの生産技術向上を今後も支援していきます。



       集会所での総合検討

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班 
TEL:0228-22-9437 
FAX:0228-22-6144

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宮城県学校農業クラブ連盟意見発表大会が開催されました

2015年08月04日 14時46分43秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
  県内11校(伊具,亘理,柴田農林,宮城農業,加美農業,南郷,小牛田農林,登米総合産業,石巻北,迫桜,本吉響)が加盟する宮城県学校農業クラブ連盟主催の意見発表大会が去る7月3日に登米市中田生涯学習センターを会場に開催され,普及センターでは審査員として参加しました。
 各学校の代表者である21名の生徒たちは,「食料・生産」「環境」「文化・生活」の3つの部門・テーマに沿い,農業に関する抱負や意見を発表しました。どの発表も堂々としたもので,日ごろの練習の成果が表れていました。発表内容は,農業経営に関するものはもちろん,震災復興への貢献や6次産業化,交流活動など幅広いものでした。体験に基づいた意見発表は力強く,説得力があり,将来の農業の担い手としての活躍が期待されました。審査の結果,各部門から最優秀賞,優秀賞,奨励賞が選出され,その中から8月に宮城県を会場として開催される東北連盟大会に,各部門毎上位2名が臨むことになりました。
普及センターでは,今後も関係機関と連携を図りながら,担い手の育成・確保に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 
〒987-0511
 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

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登米市4Hクラブ員!平成27年度宮城県農村青年のつどいで大活躍!

2015年08月04日 11時23分14秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

平成27年7月25日から26日にかけて,仙台市太白区秋保地区を会場に宮城県農村青少年クラブ連絡協議会主催の「平成27年度宮城県農村青年のつどい」が開催されました。登米市4Hクラブ員7名をはじめとした県内の各地区の4Hクラブ員のほか,宮城県農業大学校生が参加しました。
 つどいは農業技術競技,レクリエーション,キャンプ,視察研修と盛りだくさんの内容でした。農業技術競技は,農業に関する問題をチームで解いて回るもので,登米4Hクラブと農業大学校生のチームが1位を獲得しました。レクリエーションはソフトバレーボールを行いました。ここでも登米4Hクラブ,栗原4Hクラブ合同チームが1位を獲得し,将来の4Hクラブ員候補である農業大学校生に,4Hクラブの連携の良さを示すことができました。キャンプではバーベキュー等で各地区のクラブ員が相互に交流し,有意義なひとときを過ごしました。翌日の現地視察では,秋保地区の農産物直売所を併設した物産館と花きや野菜苗を生産・販売している仙台4Hクラブ員の直売所を訪問しました。担当者,生産者の話を聞くことができ,クラブ員はとても勉強になったようでした。
 今後も普及センターでは4Hクラブの活動を支援していきます。



<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

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