宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

第2回気仙沼市畜産共進会,第12回南三陸畜産共進会が開催されました。

2015年08月31日 16時12分04秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援



 第2回気仙沼市畜産共進会が平成27年8月4日に,第12回南三陸畜産共進会が8月11日に開催されました。
 気仙沼市畜産共進会はモーランドを会場に昨年同様,気仙沼市と本吉町の改良組合が合同で開催し,22頭の出品がありました。
 南三陸町畜産共進会は南三陸さんさん商店街の駐車場を会場に,平成21年以来6年ぶりの開催となり,25頭の出品がありました。
 増体・資質・種牛性に富む牛が数多く出品され,出品者たちの日頃の改良と飼養管理の成果を競い合う機会となりました。どの牛も大変素晴らしいものでしたが,その中でも特に発育や種牛性の優れた牛が各部門のチャンピオン牛として選出されました(審査結果は後述)。
 またチャンピオン牛のうち,未経産牛では南三陸町菅原俊光氏のなつき号,気仙沼市千葉幸紀氏のなみひろ号,経産牛では南三陸町須藤清市氏のふくひろ号が,9月11,12日に開催される宮城県総合家畜共進会に出品する代表牛として選出されました。気仙沼・南三陸の代表として上位入賞が期待されます。
 普及センターは,今後も家畜の改良と飼養管理技術の向上について支援して行きます。

(審査結果)※チャンピオン牛のみ
気仙沼市畜産共進会
 1部1類(未経産) 千葉幸紀氏 なみひろ号
 1部2類(経産)  三浦正克氏 おりひめ号
 2部 (県種雄牛) 千葉幸紀氏 なみひろ号
南三陸畜産共進会
 1部1類(県産未経産) 菅原俊光氏 なつき号
 1部2類(県産経産)  須藤清市氏 ふくひろ号
 2部1類(県外産未経産) 遠藤忠良氏 あかね号
 2部2類(県外産経 産) 佐藤富一氏 あい号

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0341宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
電話 0226-29-6044

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「大崎の米『ささ結(むすび)』ブランドコンソーシアム」がアグリフードEXPO東京2015に出展

2015年08月31日 13時57分54秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 平成27年8月18日~19日に東京ビックサイト(東京都江東区)において,国内最大級の国産農産物の展示商談会「アグリフードEXPO東京2015」が開催され,大崎市から「大崎の米『ささ結(むすび)』ブランドコンソーシアムが出展し,今秋に本格販売する大崎市の米「ささ結(ササニシキ系新品種「194号)」のPRを行いました。
 ブースでは,大崎市君(きみ)鮨(ずし)の千葉親方(同コンソーシアムの構成員)が握った「ささ結」の寿司しゃりの試食や,みやぎライシーレディの協力もあり,米穀商や製菓メーカーなど大勢のバイヤーが訪れ,「とても美味しい,あっさりした食感で食べやすい」などの意見が多く聞かれ,今後の販路拡大に繋がるものと期待されました。
 普及センターでは,今後ともコンソーシアムの一員として,栽培技術の支援を行っていきます。



<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  
地域農業班 TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910

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大崎4Hクラブが先生役をして「親子でいっしょに農業体験&食育体験」開催(最終回)

2015年08月31日 13時51分18秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
大崎4Hクラブ及び仙台白百合女子大学の協力により,平成27年6月7日から3回シリーズで開催されている大崎地域広域行政事務組合教育委員会主催の「親子でいっしょに農業体験」の最終回が8月9日に行われました。第1回目はトマトの苗を定植し,第2回目は除草やワラ敷きを行いました。

 今回はトマトの収穫とトマト料理の試食会や食育のお話をしました。収穫の際はあいにくの雨でしたが,子ども達は元気いっぱいにトマトを収穫していました。食育のお話では,仙台白百合女子大の学生達が作ったトマトスープとトマトのトーストを試食し,そのレシピの紹介や,学生による食育クイズなども行い,大いに盛り上がりました。
 参加者からは子どもに貴重な体験をさせることができ良かった等の意見がありました。大崎農業改良普及センターでは今後も活動を継続して支援していく予定です。



<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727    FAX:0229-23-0910

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「登米地域 郷土食の伝承活動」 ~うるち米を使った「だんご」の共同加工~

2015年08月31日 08時38分33秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 「中田町農産加工クラブ連絡協議会」(会長:鈴木ミヤ子 会員数:150人)では地域内農産物の有効利用と自給率の向上を図るため,昭和60年からグループ活動を展開しています。

 8月4日から1週間,活動の一つである盆用のだんごの共同加工が行われました。約50人余りの会員が家庭でお供えするだんごを加工し,持ち帰りました。
 うるち米をふかし,餅つき器で餅にし,冷水に取り,再度,餅つき器でつき,棒状にします。餅つきで二度づきするので,コシがあり弾力性のあるだんごになります。食べるときは棒状のだんごを輪切りにし,あんこやずんだなどを絡めていただきます。お盆にはお墓やお盆棚にお供えします。帰郷した親戚や家族に大好評とのことです。

永い年月をかけて築きあげてきた登米の食文化やこれら伝統の技は,大変貴重な財産です。加工クラブの皆さんは,次世代に引き継いでいきたいという強い「思い」を込めて活動しています。
次回の共同加工実習は,12月の「麦芽あめ」です。地域の中に伝統の技を伝承していくために会員が共同加工し,おいしい郷土食を伝えていく予定となっています。



  写真:冷凍保存用に棒状にしただんご



<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522



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