宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

きゅうり難防除病害虫対策研修会を開催しました。

2015年08月07日 16時35分15秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 去る7月15日,28日の2日間,農業・園芸総合研究所園芸環境部の研究員を講師に招き,きゅうりの難防除病害虫対策研修会を開催しました。
 近年,ホモプシス根腐病,アザミウマ類など防除が難しい病害虫の発生が課題となっており,JAみやぎ登米管内できゅうりの生産活動を行う4つの部会において防除に対する共通認識を持つこと,生産者の防除技術の向上を図ることを目的に,各部会の若手生産者約20人に参加を呼びかけました。
 研修会では,農業・園芸総合研究所担当から,各病害虫の生態,薬剤ごとの防除効果やローテーションの事例など,効果的に防除を行うためのノウハウが紹介されました。また,普及センターからは,昨年度作成したホモプシス根腐病の対策パンフレットを配布して説明しました。
 今後も引き続き,若手生産者の要望を把握しながら,栽培技術向上に役立つ研修会を開催していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

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仙台農協宮城支店蔬菜出荷協議会「曲がりねぎ現地指導会」が開催されました

2015年08月07日 09時48分35秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 仙台農協宮城支店蔬菜出荷協議会(事務局:JA仙台西部営農センター)が主催した「曲がりねぎ現地指導会」が7月28日に開催されました。
 当日は、曲がりねぎ生産者22名の参加があり、生産者ほ場3か所(午前中:畑前地区、午後:大針地区と大原地区)で指導会が行われました。
 指導会では、普及センターの職員が講師となり、今後の「曲がりねぎの肥培管理及び病害虫対策」のポイントを説明しました。その後、各生産者ほ場で発生している病害虫を観察したり、顕微鏡によって胞子をみるなど参加者で確認しあいました。特に、これまで黒斑病だと思っていた病斑が、葉枯病であった可能性もあること等認識を新たにされたようでした。また、本年度はこれまで高温・乾燥傾向であったことから、スリップス類の発生がとても多く、薬剤散布の徹底を呼びかけあいました。 
 普及センターでは今後も曲がりねぎの栽培技術向上を支援していきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 
  先進技術第一班
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296

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