宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

加工品のパッケージ・ラベル等について学びました

2015年08月10日 16時34分57秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
平成27年8月4日,南三陸町入谷公民館で,普及センター主催による第1回農産加工講座を開催し,南三陸町で農産加工に携わるお母さん方11名が参加しました。
講師には,岩手県を中心に中小企業の商品開発を支援している五日市知香氏をお迎えし,「小さな力の商品開発~お客様に選んでいただくために~」と題して,販路に応じたパッケージ・ラベルについて,たくさんの事例を交えながらの講義がありました。
「自分たちが作りたい商品ではなく,消費者が欲しい商品を作る」「パッケージのデザインは引き算。魅力を一瞬で伝える」などといった,消費者目線の商品作り・パッケージの鍵であることを勉強し,参加者は頷きながら講義に聴き入っていました。
講義後,参加者の商品を試食しながら,パッケージの種類・内容量・コンセプト等について講師からアドバイスをいただきました。
普及センターでは,今後も農山漁村ならではの特性を活かした加工品づくりを支援していきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044

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大豆現地検討会が開催されました

2015年08月10日 14時26分19秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 登米市は県内で大崎市に次ぐ第2位の作付面積を誇る大豆の産地です。7月28日,登米市石越町の大豆生産者が集まり,JA主催の大豆ほ場巡回検討会が開催されました。
普及センター職員が講師となって各ほ場を巡回し,生育状況の講評を行い,今後の管理の注意点を話しました。

 
 今年は暖かい日が続き雨が少ない,大豆に適した天候が続いており,管内の大豆生育は順調です。巡回したほ場でも湿害は見られず,多くのほ場で良好な生育が確認されました。一方で暖かな天候を受けて害虫の多発が懸念され,一部ほ場で鱗翅目(チョウ・ガ)幼虫の発生が見られ,開花期ごろに多発の場合には防除を行うよう呼びかけました。また一部ほ場では難防除雑草の帰化アサガオ類が見られ,5葉期以降つる化して大豆にまきつくと防除が難しくなるので,つる化前に徹底防除するよう呼びかけました。


 普及センターでは,引き続き大豆の収量・品質向上に向けて支援していきます。 



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加美町営薬萊原放牧場をお披露目

2015年08月10日 08時12分57秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
肉用牛経営は,全国的に担い手が減少し,頭数も減少しています。この状況を打破するため加美町では,平成24年度から薬萊山の麓に草地等とともに肉牛牛舎等の整備を進めてきました。去る7月17日に,町営放牧場が完成し,関係者が集い繁殖牛舎のお披露目式行われました。

 今回お披露目をしたのは,町内産木材を使用した150頭規模の牛舎と隣接するたい肥舎で,放牧場は通年で預託する方式です。肉用牛農家の労力の軽減し,セカンドファームとして活用することで規模拡大も可能になってきます。

 式典ではテープカットの後,受け入れ第1号の肉用牛も入場し,参加者は拍手で迎えていました。この牛舎の利用により年間1頭あたり8万円以上の経費削減が見込まれ,今後普及センターでは,放牧場を活用した一層の肉用牛の振興を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班 
 TEL:0229-91-0726,  FAX:0229-23-0910

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