宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

農地中間管理事業モデル地区で説明会を開催しました。

2015年09月10日 17時46分54秒 | 地域農業の構造改革に向けた取組支援
農地中間管理事業のモデルとなっている「たいら地区」において,地区内の担い手を対象に,関係機関協力のもと農地中間管理事業の説明会を実施しました。本地区は「株式会社たいら」が主な担い手になっており,現段階の農地集積率は55%となっています。そこで,より農地の集積率を向上させるために,同地区内における担い手の貸借を農地中間管理事業を利用して実施できるよう検討を行いました。
 本事業はかなり複雑であり,実際の図面やホワイトボード等を使いながら事業の詳細について説明しました。
 出席者からは,「地域集積協力金の使途を決めるのに時間がかかりそう」,「他の地区にも耕作地があるので,この地区だけ進められてもメリットが少ない」,「現在の地権者とも交渉をする必要があるので大変だ」などの意見が出されました。
今後とも,農地中間管理事業の理解を深めるとともに農地集積率が向上するよう,引き続き説明会等を実施して行く予定です。



<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

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波乗りトマト・とまたん参上

2015年09月10日 09時32分45秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
東日本大震災により壊滅的な被害を受けた,気仙沼市本吉町小泉地区に新たなトマト生産施設が完成し,去る9月3日に落成式が行われました。
気仙沼地域では類を見ない2ha規模のフェンロー型ハウスで大玉トマトの周年栽培に取り組みます。
この施設を地域の復興シンボルにしようと意気込むのは(株)サンフレッシュ小泉農園の今野代表取締役。
生産するトマトが波に乗って売れる事を期待して「波乗りトマト・とまたん」という名称とキャラクターを作り商標登録まで取得しました。
サンフレッシュ小泉農園は,すでに30名以上を雇い入れており,地域雇用の場となり,地域の復興と個人の生活再建の足がかりとなっています。
普及センターでは、関係機関と協力し技術面・経営面・労務面をサポートしながら、トマト生産が順調に波に乗るように支援していきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044

関係者によるテープカット

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