平成27年11月4日~5日の2日間,JAいしのまき及び転作部会主催の視察研修会が行われました。当地域は,転作作物として大豆や麦類の生産が盛んで,大豆が約1,600ha,麦類が約700ha作付けされています。大豆や麦類の生産は,食糧自給率の向上や生産者の経営安定の点から重要であり,今後さらなる収量・品質の向上が求められます。そこで,今回の研修では,最先端の大豆栽培技術及び小麦の実需者ニーズの把握することを目的に,農研機構中央農業研究センター(茨城県つくば市),株式会社阿部製粉(福島県郡山市)を視察しました。
農研機構中央農業研究センターでは,研究員から,①大豆作における難防除雑草について,②被災農地における雑草管理について,③田畑輪換における土作りについて,研究成果を中心に御講義いただきました。当地域でも,アレチウリなどの難防除雑草の問題や田畑輪換による地力低下の懸念があり,今後,大豆の生産性の維持・向上を図る上で貴重な講義となりました。
また,株式会社阿部製粉では,小麦の製粉工場を見学した後,意見交換を行いました。意見交換では,阿部製粉から「品質(タンパク・灰分含有量など)の安定化」,「需要が供給を上回る逆ミスマッチの解消」などの要望が出され,生産者・関係機関共々,一丸となって麦類の収量・品質の安定化に取り組んでいく重要性を再確認しました。
普及センターでは,今後も大豆及び麦類の高位安定生産に向けた支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL : 0225-95-7612 FAX : 0225-95-2999
農研機構中央農業研究センターでは,研究員から,①大豆作における難防除雑草について,②被災農地における雑草管理について,③田畑輪換における土作りについて,研究成果を中心に御講義いただきました。当地域でも,アレチウリなどの難防除雑草の問題や田畑輪換による地力低下の懸念があり,今後,大豆の生産性の維持・向上を図る上で貴重な講義となりました。
また,株式会社阿部製粉では,小麦の製粉工場を見学した後,意見交換を行いました。意見交換では,阿部製粉から「品質(タンパク・灰分含有量など)の安定化」,「需要が供給を上回る逆ミスマッチの解消」などの要望が出され,生産者・関係機関共々,一丸となって麦類の収量・品質の安定化に取り組んでいく重要性を再確認しました。
普及センターでは,今後も大豆及び麦類の高位安定生産に向けた支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL : 0225-95-7612 FAX : 0225-95-2999