平成27年11月26日にJAみやぎ登米そらまめ部会の現地検討会が開催されました。およそ20名の部会員が参加し,普及センターからは生育状況の確認と今後の栽培管理について指導を行いました。
登米管内では,約4haほどの栽培面積ですが,品質と反収において県内でも有数の産地として,そらまめを栽培しています。部会では更なる品質の向上と増収を目標に,は種前に行った栽培講習会をはじめ,積極的に講習会や現地検討会を開催しています。
今年は,は種時期に乾燥が続いたり,発芽後は天候不良に見舞われたりと,生育初期の栽培管理に苦戦したと数人の部会員の方々から伺いました。検討会で訪れたほ場では移植栽培を行なっており,発芽と生育の揃いは上出来でした。は種時期と農繁期が重なると直播きも止むを得ませんが,健全な株を作り品質と収量を確保するために苗作りにも力を入れてもらうよう呼びかけました。日に日に寒さも増しており,不織布の設置など越冬の準備を進めていますが,越冬後に欠株をできるだけ減らし,よりたくさんの収量が見込めるよう今後も支援していきます。
〈連絡先〉
宮城県登米農業改良普及センター
宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127
FAX:0220-22-7522