宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大豆現地検討会が開催されました

2015年11月04日 17時59分21秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 10月28日,豊里町転作集団連絡協議会員ならびに町内大豆生産者が集まり,大豆の巡回指導会が開催されました。各ほ場を巡回の上,生育状況について意見交換し,刈り取り適期の判定等を行いました。
 
豊里地区では作付けの大半をタチナガハが占めており,今年は天候に恵まれ,多くのほ場では湿害もなく生育は順調で,晩播の1ほ場を除いて成熟期を迎えていました。生育の早い一部ほ場では既に刈り取り適期に達していましたが,大半のほ場では茎水分の低下を待ってからの刈り取りとなり,ほ場ごとの刈取り時期について参加者間で確認し合いました。

 近年,大豆連作ほ場でダイズシストセンチュウによる生育不良が見られるようになりました。発生が疑われるほ場では刈り取りを最後にするか,一度機械を洗浄してから次のほ場に入ることで,他のほ場への持ち込みを防ぐよう注意喚起を徹底しました。

 普及センターでは,引き続き大豆の収量・品質向上に向けて支援していきます。 





<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522



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JAあさひなりんご部会現地検討会が開催されました

2015年11月04日 17時58分58秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 JAあさひなりんご部会は部会員数9名で,黒川郡4町村合わせて約6haの栽培面積があります。部会では,普及センター職員を講師に年3回の巡回講習会を開催しており,10月30日に今年3回目の講習会を開催しました。
 当日は,参加者のほ場を全員で巡回しながら,病害虫の発生状況や「ふじ」など晩生品種の収穫時期等の確認を行いました。
 今年は,夏場の高温干ばつや9月の豪雨など,りんご生産には大変苦労した年となりましたが,生産者の方々の日頃たゆまぬ努力に加え,秋口からの冷涼な気候により,「ふじ」は着色が非常に良好で,糖度も十分にのっていました。「みつ」も入り始めており,例年より少し早い11月上旬には完熟した「ふじ」の収穫が始まる見込みとなっています。
 生産されたりんごは,道の駅「おおさと」や黒川郡内の直売所などで販売されていますので,この機会に是非,旬の完熟りんごをご賞味ください。
 普及センターでは今後もJAあさひなりんご部会員の技術向上を支援していきます。


真っ赤に色づいた「ふじ」


たっぷりのみつの入った「ふじ」


現地検討会の様子

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 
  先進技術第一班
 TEL:022-275-8410
   FAX:022-275-0296

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