宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

栗っこ農協 東京で新米試食会を開催

2015年11月06日 15時23分09秒 | 地域農業の構造改革に向けた取組支援
 栗っこ農協は,平成27年10月27日に東京都内のホテルで「2015秋の栗原まるごと観光と物産展」と題した栗原産新米の試食会を開催しました。
 例年,栗っこ農協の新米試食会は栗原市内で開催していましたが,今回は関東方面の米穀卸,関係農協などの実需者にターゲットをしぼって新米をPRするため,初めて都内で開催し,栗原の観光と物産の紹介を通じ,新米をはじめとする栗原の食材の美味しさと地域の魅力を発信しました。
 栗駒山麓ジオパーク認定など観光PRや平成27年産米の生育概況の説明の後,栗原産新米の試食として「ひとめぼれ」,「つや姫」,「東北194号」の3銘柄が振る舞われました。試食した参加者からは「どの品種も香りが良く美味しい」「つや姫は山形産とは違った食感で美味しい」と好評で,農協理事など地元関係者と実需者との懇談も盛り上がりました。
 栗っこ農協はじめ地元関係者は,都内ではじめて開催された新米試食会を契機に,実需者ニーズに応じた米づくりや販売に一層力をいれていくことを再確認しました。



宮城県栗原農業改良普及センター地域農業班 
TEL:0228-22-9404
FAX:0228-22-5795・6144

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きゅうり土づくり研修会を開催しました

2015年11月06日 15時01分25秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 去る10月26日に,農業・園芸総合研究所園芸環境部の研究員を講師に招き,きゅうりの土づくり研修会を開催しました。
 これは,長年のきゅうり栽培による塩類集積への対応,規模拡大・新規参入等による転換畑への新規作付けなど,ほ場条件に応じたきめ細かな肥培管理が求められているためで,若手生産者約20名を対象に,土づくりの基本技術の習得を目的として開催したものです。
 研修会では,農業・園芸総合研究所担当から,「きゅうり良品生産に向けた土づくりの基本」と題して,物理性・化学性・生物性の切り口から,土づくりの基本技術について説明されるとともに,緑肥を活用した土づくりの試験経過について紹介がありました。また,普及センターからは,土壌分析結果を活用した施肥設計の方法について説明しました。
 今後も引き続き,若手生産者の要望を把握しながら,栽培技術向上に役立つ研修会を開催していきます。

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