宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

あぶくまの里モーモーまつりが開催されました

2016年11月11日 18時02分23秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 11月6日(日)の爽やかな秋晴れのもと,第24回あぶくまの里モーモーまつり(丸森町畜産共進会)が開催されました。市町村ごとに,肉用牛のみならず乳用牛の共進会を同時開催するのは県内ではとても珍しく,会場は多くの人で賑わいました。

  

    《肉用牛の部》           《乳用牛の部》

 肉用牛の部,乳用牛の部ともに出品レベルが高く,日頃の徹底した飼養管理の成果が見受けられました。肉用牛の部では,来年開催される第11回全国和牛能力共進会宮城大会に向けて,生産者の士気も高まっているようでした。また,乳用牛の部では,特に若い世代の生産者の活躍が目立ち,将来の酪農生産が大いに期待されます。

  

     《乳用牛の部で大活躍!長井桃子ちゃん》

 受賞された皆様,おめでとうございます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

    TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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登米りんごの生産者が視察研修

2016年11月11日 13時27分10秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 去る,10月21日にJAみやぎ登米りんご生産部会員5名(うち4名は若手生産者)が新たな販売チャネルや新樹形の栽培技術の調査を目的に(株)石巻青果と農業・園芸総合研究所を視察してきました。
  当部会では,若手生産者は規模拡大へ意欲的ですが,生産量の増加に伴い,新たな新たな販売チャネルが求められています。そのような中,(株)石巻青果から登米産のりんごに興味を持っているとの話を受け,今回の視察に至りました。(株)石巻青果では,現在流通している県外産のりんごの品質を確認したり,将来的な取引についての意見交換等がなされました。生産者は「将来部会として,市場出荷を販売チャネルの一選択とする場合,規格や品質の統一に向け,取り組んでいかなければならない」と話していました。
  また,2ヶ所目に視察した農業・園芸総合研究所では,早期多収を可能にする新技術「リンゴ樹体ジョイント栽培」について見学しました。これまでの主幹形仕立ては樹高が高く,作業性が悪いこと,整枝に高度な技術を要すること,成園化までに定植後10年程かかることが課題となっていました。本技術を導入することにより,新植・改植が活発化し,登米産りんごの規模拡大が期待されます。

<連絡先>
   宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
   〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
   電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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