去る11月24日に,JAみやぎ登米きゅうり生産者連絡協議会の若手生産者を対象に,「きゅうり抑制作型で課題となった病害虫防除研修会」を開催しました。
これは,抑制作型において8月・9月の天候不順の影響もあり,ベと病・褐斑病などの病害が多発し,生産上の大きな課題となったためで,効果的な防除対策を実践する上で必要な知識の習得を目的に開催したものです。
研修会では,普及センターから今年の気象経過,ベと病・褐斑病・うどんこ病等の生態・発生条件,化学的・耕種的・物理的防除方法など,各機関が実施した試験成果を踏まえ,効果的な防除を実践する上で必要となる情報を提供しました。
出席した若手生産者から,様々な質問が出されるとともに,我が家の取組事例なども紹介され,有意義な情報交換の場ともなりました。
JAみやぎ登米きゅうり生産者連絡協議会には親元就農や新規参入など,他の品目と比べ栽培経験の浅い若手生産者が多い状況にあります。普及センターでは,若手生産者の栽培技術向上を図るため,引き続き課題・要望を把握しながら,各種研修会を開催していきます。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522