11月7日(月)にJAみどりの北浦梨部会が(株)仙台秋保醸造所を視察しました。
当部会は梨産地としての歴史が長く,生産者は新たな顧客獲得に意欲的です。これまでも県内飲食店の協力を得て北浦梨フェアを催し,調理食材としての可能性を広げ,消費者にアピールしてきました。
今回,ワインについて学ぶため,県内初のワイナリーである(株)仙台秋保醸造所の代表取締役毛利親房氏より説明を受けました。
ショップやカフェを併設した工場や周辺のぶどう園には,お客様が絶えず訪れており,品質向上とともに,ワインと食をきっかけに人々が出会い,農地にも思いを繋げるワインツーリズム事業に力を注いでいました。
参加者4名は北浦梨を使ったワインやシードルの可能性について,毛利氏と意見を交わしました。その中で北浦地区がある美里町は,三陸漁場と奥羽山脈をむすぶ立地にあるため多彩な食との出会いができること,野菜や果樹の栽培品目も豊富で,加工のバリエーションが図られそうなことなど,貴重な気づきを得ることが出来ました。
(写真左)毛利社長(左端)を囲んで (写真右)醸造所内の施設見学の様子
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225