宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

身近なところでがんばっています! ~みやぎ農業未来塾(3回目)~

2016年11月22日 15時26分15秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成28年11月1日(火)に亘理農業改良普及センターにおいて,当所主催の新規就農者を対象とした研修会を開催しました。

 亘理農業改良普及センターでは,就農しておよそ5年以内の,主に葉菜類等の栽培に取り組む新規就農者(岩沼市内3名,山元町内2名)の技術向上と交流を目的に情報交換会や研修会を平成26年12月から定期的に開催しています。

 今回は9月に続く今年度3回目の研修会で,栽培技術の部として「施肥管理」や「土壌診断結果の見方」,経営管理の部として「収支の把握」について講義と演習に取り組みました。

 参加者からは「土壌診断結果の見方がわかりやすくてこれから活用できる」「記録から考えるなどやらなくてはならないことがわかった」など,早速,経営に活かそうとする感想が聞かれるとともに参加者同士の交流も深まっています。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 

 

 


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東北農業農村青年会議福島大会で優秀賞を受賞しました

2016年11月22日 15時12分29秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成28年11月1日から2日にかけて東北農村青年会議福島大会が福島県スパリゾート・ハワイアンズで開催されました。

 当管内からは階上地区でイチゴを栽培する三浦拓也さんが意見発表の部で参加しました。「出会いに感謝」と題し,東日本大震災によって多くのものを失いふさぎこんでいた自分を,地元の人やボランティアなど多くの人が応援してくれ,力強く後押ししてくれたことによって,復興に向けて再び歩み出した経緯を発表し優秀賞を受賞しました。

 二日目は震災からの復興状況等を体験するために,放射性物質に関する米の全袋全量検査や海産物の放射性物質検査を行っている現場,新設の漁港などを視察しました。

 宮城県と同じく東日本大震災の被災地である福島県など,東北各県でも若手生産者が復興に向けて地域を盛り上げようとしている様子がよくわかる有意義な大会でした。

 

<連絡先>

 宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班

 〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2

電話:0226-29-6041 FAX:0226-42-1672


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いちご現地検討会で生育状況と今後の管理を確認

2016年11月22日 13時14分12秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

  11月1日にJA栗っこいちご部会(部会員12戸)の現地検討会が行われました。当日は全12戸のほ場を巡回し,現在の生育状況を確認するとともに,電照,夜間温度,病害虫防除など今後の栽培管理のポイントについて質疑応答や部会員間の情報交換が熱心に行われました。
 JA栗っこいちご部会では,全部会員が夜冷処理を行わずに9月中旬に定植する普通促成栽培を行っています。巡回したほ場の中には育苗時の花芽分化が遅かったところもありましたが,ほとんどのほ場では第一花房の出蕾・開花が進んでおり,この時期として順調な生育状況であることが確認されました。
 また,参加いただいた農業・園芸総合研究所から,近年3月以降に増加し防除が難しくなっているアザミウマに関して,「11月から2月の低温期に脱皮阻害剤の殺虫剤を散布し生息密度を下げておくことで,3月以降の防除効果を高める」,という防除技術を学びました。
 現地検討会終了時に副部会長から「いちご栽培はこれから6か月くらいの長丁場となるが,良い収量達成に向け,栽培管理を徹底していこう」とのあいさつがあり,部会員は決意を新たにした様子でした。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-5795・6144


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