宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

登米市迫町の伊藤秀雄氏が緑白綬有功賞を受賞しました

2016年11月29日 11時28分48秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成28年11月17日,東京都港区赤坂・石垣記念ホールにて,公益社団法人大日本農会主催の農事功績者表彰式が開催され,登米市迫町の伊藤秀雄氏が緑白綬有功章を受賞されました。同会は,農事改良の奨励または実行上顕著な功績をあげた個人・団体を表彰しており,本年は全国から合計68名が受賞しました。
  (有)伊豆沼農産代表取締役社長・伊藤秀雄氏は,昭和50年に就農されてから,
① 養豚を基に規模拡大ではなく,ハム・ソーセージ加工,レストラン,直売等による付加価値型農業へ転換。地域の養豚経営者と協力して「伊達の純粋赤豚」の特産物化を実現。
② 6次産業化を進め40人の雇用を生み出し,地域の経済に貢献。地元再発見に向けた各種イベントを開催するなど地域活性化の活動を展開。食農体験ファームなど都市農村交流や食農教育にも意欲的に取り組む。
等について尽力されたことが,高く評価されたものです。
 表彰式では,緑白綬有功章の受賞に加え,同会総裁の秋篠宮文仁親王殿下から労いのお言葉を賜り,なお一層の法人経営の発展と地域貢献への取り組みに意欲を新たにしていました。

<連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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みやぎグリーン・ツーリズムネットワーク大会2016分科会が南三陸町で開催されました

2016年11月29日 09時24分47秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

平成28年11月13日,南三陸町で,みやぎグリーン・ツーリズム(以下GT)ネットワーク大会2016の分科会が開催されました。

みやぎGTネットワーク大会は,みやぎGT推進協議会の主催行事で,前日の全体会・交流会(仙台市で開催)に続き,県内各地からGT実践者や関係者,GTに興味のある方など約40名が参加しました。

一同は,防災庁舎や完成したばかりの災害公営住宅団地など,南三陸町の復興の様子を視察した後,南三陸町で盛んな民泊の取り組み紹介として2軒の受入農家宅を見学しました。

民泊受入農家宅を会場としたパネルディスカッションでは,講師に宮城学院女子大学の宮原育子教授を迎え,「また来てみたい!と思われる地域の魅力づくりと情報発信の方法」について,実践者・関係者であるパネラーと参加者が熱い議論を交わしました。

終了後,参加者からは「南三陸の魅力に気づいた」「南三陸町は人が魅力的」「民泊について新たな発見がたくさんあった」「今度は泊まりに来たい」などという感想があり,実り多い分科会となりました。


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