宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

初めての交流会は笑いがいっぱい!~第1回きゅうり生産女性農業者交流会~

2017年12月20日 16時53分53秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 登米市のきゅうり産地は、国の野菜指定産地となっており、出荷量・販売金額とも県内一の実績を上げています。きゅうり生産では日々の栽培管理や出荷における女性農業者の役割が大きく、地域農業の振興や経営の発展には、女性の力は欠かせません。
 そこで、女性農業者同士の交流の場を設定し、女性農業者同士の連携促進と産地活性化を促すことを目的として、初めて、きゅうり生産に携わる女性農業者の交流会を開催しました。
 第1回目となる今回は、「美味しいランチを食べて,学んで、交流しましょう」と題し、13名の参加者が、市内のカフェを会場に、地産地消にこだわったランチとゲームによる交流を行いました。その後、「~女性が楽しく働くために~“家庭内コミュニケーション”で農家経営をさらによくしましょう」との講話を中小企業診断士の本田茂氏よりいただきました。
 家庭内コミュニケーションを通して、目的と目標を明確化し、数値管理することで先が予測出来、日々の行動が変わり良いサイクルが出来てくることを事例により紹介いただきました。また、夫婦間の微妙な関係を言葉のとらえ方や考え方一つで楽しく過ごす方法も伝授していただき、参加者の笑いが絶えない、賑やかな研修会となりました。
 第2回は、「家族の健康を考えた野菜料理講習会」を来年1月に行う予定です。

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美里地区生活研究クラブ六次産業化研修会の開催

2017年12月20日 13時20分31秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成29年12月8日に美里地区生活研究クラブ連絡協議会では六次産業化研修会を開催しました。
 大崎市松山の浦上和子氏に講師をお願いし,加工施設の視察と農産加工の取組について話題提供を受けました。浦上氏は平成26年に六次産業化・地産地消法に基づく事業計画の認定を加工・直売部門で受けています。常時雇用5名はすべて女性で,雇用保険,労災加入のほか日々の作業内容・時間についても,自己申告,女性が働きやすい労働環境に努めています。また,分担制のほか,一部の作業には能力給を取り入れるなど働き手の意欲を高める取組も導入しています。六次化事業認定のメリットとしてはサポートセンターのプランナーからのアドバイスが販路拡大へとつながったことなどの紹介がありました。本人は,未明の餅加工から商品づくり,ラベルの作成,直売所等への商品配達まで1人でこなしているものの,地域の女性と育むこだわり加工を実践し,一方でセミナー参加への興味も旺盛で,人とのつながりも大事にしています。
 参加者は,浦上さんの身近な六次産業化に接し,加工への取組意欲を新たにしました。

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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