宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

平成29年産ズッキーニ実績検討会が開催されました!

2018年02月08日 17時15分26秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
<実績検討会の様子>

 平成30年2月2日(金)に,JA栗っこ築館支店でJA栗っこズッキーニ部会の実績検討会が開催されました。今回の検討会には生産者27名と,全農みやぎ,JA栗っこ,普及センターから5名の合計32名が参加しました。
 検討会では,全農みやぎが平成29年産の販売情勢について報告し,JA栗っこからは管内のズッキーニの出荷数量,平均単価の推移,販売実績について説明がありました。春作は全体的に作付けが前進したことにより7月上旬が出荷のピークとなりましたが,全国的な面積拡大・出荷量増加の影響を受け,7月上旬から販売価格が急落しました。抑制作については,8月の長雨により障害果・病害の発生,定植・生育の遅れがみられたものの,大きなピークはなく平均的な出荷となりました。
 普及センターからは,3か所の展示ほで行った品種比較試験の結果について説明しました。参加者は早出しに有効な品種や長期収穫が可能な品種,基肥や追肥の量について,真剣に話を聞いていました。
 検討会では,生産者からの質疑応答の時間を多く設け,販売情勢や出荷規格,部会の運営等について多岐にわたる意見交換が行われました。今後のズッキーニ生産振興において,収量向上と収益の向上を実現する大きな力になったと思います。


<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144

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仙台市主催の法人化支援視察研修が開催されました。

2018年02月08日 15時00分47秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保


 仙台市西部の根白石地区で大豆の転作を担う,根白石地区生産組合の農業法人化に向けた取り組みとして,視察研修が実施されました。組合からは11名が参加し,組織の法人化に向けた共通意識を高めるため,県北部の栗原市で平成26年に農事組合法人となった(農)大江北と(農)iファームを視察しました。視察先では,法人を立ち上げるにあたり組合員が心配している事柄について積極的に質問が飛び交いました。活発に議論されたことで,組合の心配事が一つ一つ解消され,法人化に向けた意識がいっそう高まったことと思います。
 普及センターでは,農協,市役所とともに今後もこの組合の法人化を支援して参ります。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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JAあさひな水稲直播栽培研修会が開催されました。

2018年02月08日 14時58分30秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

2月2日にJAあさひな営農総合センターで,開催され,直播栽培に取り組む生産者が23名参加しました。
古川農業試験場からスライドでべんモリ直播栽培を中心に湛水直播における栽培のポイントについて,株式会社ヰセキ東北からはビデオでべんモリ直播栽培における作業のポイントについて説明されました。
普及センターからは,湛水直播栽培における本年度の生育経過や,それを踏まえた次年度の対策について説明しました。 
参加者は栽培に活かせる情報を得ようと真剣に説明を聞いていました。
普及センターでは今後も直播栽培実施生産者の技術向上を支援していきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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札幌にて「みやぎフェア」が開催されました

2018年02月08日 14時41分45秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 宮城県産の秋冬野菜は近年札幌圏で需要が高まっており,宮城県園芸作物ブランド協議会では,産地の顔の見える取組として札幌市内店舗にて試食販売会を行い,葉物類の販売推進を図っているところです。今年は県内6つのJAが参加し,1月18~19日にかけて札幌駅の駅ビル,イオン,コープさっぽろ等でみやぎフェアが開催されました。
 管内からは,JAあさひなから曲がりねぎ,JA仙台から松島トマト,ちぢみゆきな,曲がりねぎ,春菊の販売がありました。仙台普及センターからも参加し,店頭で曲がりねぎのバター焼きの試食提供を行ったところ,消費者からは柔らかくて美味しいとの声が多く,食べ方への関心も高いようでした。
 また,札幌市場においても試食PRイベントが開催され,産地代表者挨拶の後,市場関係者を対象に曲がりねぎとちぢみゆきなのスープ,ちぢみほうれんそうのお浸し及びいちごの試食提供があり,好評を博していました。
 2日間を通じて宮城県産野菜のPRや札幌市場との意見交換を行い,消費促進につながるイベントとなりました。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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法人経営体の経営管理に関する指導会を開催しました

2018年02月08日 09時08分43秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 法人化して間もない組織が,円滑に経営基盤を固めることができるよう,今後の経営展開に向けた構成員の考えや役割の明確化,組織運営・経営管理への意識醸成等を目的とする「法人経営体の経営管理に関する指導会」を,1月28日に色麻町農業伝習館で開催しました。
 参加者は色麻町で昨年度法人を設立した「農事組合法人グリーン・アース大原」の構成員とその家族16名。HS経営コンサルティング株式会社の本田茂氏が講師となり,今後の事業展開の方向性とそれに向けた具体的な取り組みについて勉強会を行いました。
 参加者が3つのグループに分かれて意見を出し合ったところ,「うまくいっていること,法人化して良かったこと」として「情報の共有化がスムーズになった」「補助事業など活用しやすくなった」「作業が計画的に進められるようになった」「将来に安心感がある」といった意見が出されました。また,今後の課題としては「後継者の確保・育成」や「作業計画を事前に検討すること」といった項目が挙げられるなど,普段は話し合いに参加することが少ない女性を含めたすべての参加者からも積極的な意見がたくさん出されました。
 講師からは「出来ていることは自身では見過ごしがち。出来ている要因を確認することは今後の法人運営に重要である」「自身が楽しく営農することを地域や子供達に発信していくことが後継者確保につながる」とお話しいただき,まず始めに『部門ごとに担当者を設定し,作業記録と年間の工程表を作成する』ことが目標として設定されるなど,有意義な勉強会となりました。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター   地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

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