宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

直売所向け切り花の栽培講習会が開催されました

2018年02月19日 09時37分33秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 農事組合法人やくらい土産センター「さんちゃん会」が盆・彼岸向け切り花の増産と品質向上に向けて,直売所会員を対象に平成30年2月5日に,花卉栽培講習会を開催しました。切り花栽培経験者に加え,今後栽培を検討している生産者ら約20名が参加しました。 
 講習会では,普及センターから盆・彼岸出荷をねらえる品目として「露地ぎく」「アスター」「りんどう」栽培のポイントについて説明しました。参加者からは適正な育苗管理や病害虫防除など多くの質問が寄せられたほか,ベテラン生産者と栽培未経験者が積極的に意見交換をする場面も見られ,栽培に向けた意欲の高さがうかがえました。まずは今年の8月盆出荷に向けて,期待が大きく高まる講習会となりました。
 やくらい土産センターでは,今後も出荷に向けて講習会等を計画しており,普及センターも引き続き技術習得に向けた支援をしてまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 
先進技術班 
 TEL:0229-91-0726    
 FAX:0229-23-0910

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石巻農業士会 現地視察交流会を開催しました

2018年02月19日 08時45分14秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 石巻農業士会では,去る2月1日と2日の両日に九州大分県内で現地視察交流会を開催しました。
 始めに愛知県から大分県に生産拠点を移し輪ぎく生産を大規模に周年栽培し,かつ,後継者育成に取り組んでいる「有限会社お花屋さんぶんご清川」,2か所目には事例がない小ねぎの水耕栽培に取り組んでいる「大分べっぴんねぎ出荷協議会」のメンバーである任意組織「ウェルシュオニオン山香」の現地視察を行いました。
有限会社お花屋さんぶんご清川代表の小久保氏からは,人の繋がりをとおし,栽培の新しい技術の探求や国内外の研修生受入れといった後継者育成などにも熱心に取り組まれていることや今後も更なる規模拡大を計画していることなどの話を伺いました。特に「販路があって,初めて生産ができる」という御意見に痛感させられました。
 また,ウェルシュオニオン山香では,小ねぎの水耕栽培の生産状況等について,新規参入した農業者の方々と情報交換を行いました。
今回の現地視察交流会は,遠方だったため少人数での現地視察となりましたが,参加者からは,大分県の食や風土にも触れ,これまでの研修スタイルとも違い,充実した研修だったとの感想でした。


 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

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