宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

仙台西部地区の新たな農業振興の取組がスタート!~仙台西部水田園芸作物部会の設立総会が開催~

2018年02月23日 13時45分48秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 仙台西部地区は,農業者の高齢化の進行と有休農地の増加、加えイノシシやサル等鳥獣害により,地域の将来に危機感が生まれていました。これに対して地域の農業者は関係機関・団体の支援の下,新たな特産品作りに向けて鳥獣害を受けにくい品目の栽培試験などを重ねてきました。
 このような折に,当農業改良普及センターから国の新規事業である野菜生産転換促進事業を活用した野菜産地作りを働きかけました。これを受けて仙台農協も地域農業者と話合いを重ね,遊休水田を活用したタマネギとネギの産地作りの計画書をまとめ,本年2月に正式に「仙台西部水田園芸作物部会」を設立しました。
 今後本格的な野菜産地作り活動が展開されることから,普及センターでは新しい栽培技術や機械化体系を導入した取組を支援していくことにしています。



〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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黒川地域担い手育成支援研修会を開催しました。

2018年02月23日 13時36分19秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 2月9日に,JAあさひなと共催で「黒川地域担い手育成支援研修会」を大和町で開催しました。「将来を見据えた地域農業・集落営農」と題して,滋賀県の農事組合法人サンファーム法養寺理事の上田栄一氏より御講演をいただきました。サンファーム法養寺は施設園芸なども導入しているほか,甲良町内のその他の集落営農組織と連携して米の有利販売を行う連合協同組合を設置するなど,全国でも先進的な取組をされています。
上田氏からは,「集落営農の究極の目的は,明るく住みやすいむらづくり」,「地域農業を持続していくには,『集落の農地は集落で守る』という発想への切り替えや若い人を積極的に巻き込む姿勢が必要」等,実践を踏まえてわかりやすくお話していただきました。



〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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