宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「金のいぶき」の収穫期検討会を開催しました

2018年10月11日 14時31分44秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 9月21日に涌谷町内の「金のいぶき」栽培者を対象に,刈り取り適期判断のための現地検討会を開催しました。参加した栽培者10名のほ場を回り,それぞれの生育状況を観察し,刈り取り適期について判定を行いました。
 今年は好天により生育は順調に進んでおり,現地検討会では,穂の黄化状況と出穂後の積算気温から刈り取り開始日の指導を行った結果,生育が進んでいるほ場では,9月27日が刈り取り開始日と判定されました。
 「金のいぶき」の栽培は今年で3年目を迎えますが,これまでの2年間は倒伏による品質低下が課題となっていました。そのため,倒伏しない稲づくりとして田植え前のほ場の土壌分析による適正な施肥設計,生育中期の追肥の要否判定,そして今回の収穫前の刈り取り適期判定のため現地検討会等,適正な管理を指導してきました。
 現地検討会は参加した栽培者が自分以外のほ場も視察することで,更なる技術の向上と生産意欲の向上につながっています。
  普及センターでは,栽培者・涌谷町・JAみどりのと連携し,「金のいぶき」の安定生産と地域ブランド米として普及定着するための支援を行っていきます。

              

                「金のいぶき」の収穫期判定の様子

 

 

<問合せ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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「平成30年産JAいしのまき米」の新米試食会が開催されました

2018年10月11日 08時53分41秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 平成30年9月27日に,いしのまき農業協同組合本店において,今年度産新米のお披露目とPRを目的に「平成30年度産JAいしのまき米新米試食会」が開催されました。試食会には,農業者をはじめ料理店や旅館組合及び関係機関の代表者等が招待されました。
 JAいしのまきの松川組合長からは,「今年度は,猛暑の影響で品質が心配されましたが,9/20の最初の検査では一等米比率が96%と一安心しています。今年もおいしいお米が穫れましたので,是非ご賞味いただきたい。」とのあいさつがありました。
 試食会では,環境保全米の「ひとめぼれ」,「ササニシキ」と新品種「だて正夢」の3品種,さらに石巻産のサンマや各種野菜が使われた料理が提供されました。各テーブルからは「3品種とも味,香りが良く大変おいしい」,「だて正夢を初めて食べたが,ふっくらモチモチしておいしい」などの声が聞かれ,いずれも好評でした。


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