宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

国内最大級938トンの環境保全米「ひとめぼれ」を初輸出

2018年10月30日 17時33分41秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 平成30年10月25日,JAみやぎ登米は,なかだ農業倉庫で登米市,国,県,全農,米穀卸等関係者約50人出席のもと,輸出用米出発式を開催しました。
 今年度の輸出量は単一農協として国内最大級の938トンで,登米市内の農家235戸168ヘクタールで収穫された環境保全米「ひとめぼれ」を,同日,約13トンを初出荷しました。
 人口減による米の国内需要が年々減少する中,国による米の生産調整の廃止に伴い,JAみやぎ登米では農家の所得向上を図るため,海外への販路拡大を目指しています。
 米穀卸「(株)神明」は,海外の日本食ブームを捉え,香港やオーストラリア,米国等で「登米産米」の販売を進めています。登米市は,産地交付金で新市場開拓に10アール当たり2万3千円助成して輸出用の米生産を支援しています。
 普及センターでは,農業所得の向上,地域農業の活性化に向け,JAや市,企業等関係者と連携して引き続き支援していきます。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター
〒987-0511登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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