宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

水稲乾田直播栽培の生育調査を行いました。

2023年06月27日 17時27分28秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 宮城県では、水稲の省力・低コスト化技術として、乾田直播栽培の取組が普及しており、石巻や登米地域を中心に県内で約2,000haの取組面積となっています。

 一方で、大崎地域では、取組面積が約40ha(R4普及センター調べ)となっており、普及が進んでいないことから、普及センターでは、技術導入を支援する活動を行っています。

 その活動の一つとして、6月19日には、今年度2回目となる展示ほの生育調査を行いました。生育は概ね順調で、栽培で特に問題となる雑草についても適期に防除ができていました。

 普及センターでは、引き続き生育調査を実施し、生育状況の把握に努め、大崎地域での乾田直播栽培の普及拡大に向けて技術支援を行っていきます。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


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JA新みやぎあさひなりんご部会の現地検討会が開催されました

2023年06月27日 17時02分03秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

6月15日、JA新みやぎあさひなりんご部会の部会員お二方のほ場で現地検討会が開催されました。

当日はそれぞれの園地を巡回しながら,栽培管理や生育、病害虫の発生状況等の確認を行いました。病害虫の発生はほぼなかったものの、4月下旬の低温による影響か、平年より着果量が少ない状況が見られました。

普及センターでは、新梢管理・害虫防除に関する情報提供や新梢の誘因の実演を行いました。また6月から8月末にかけて、農薬を使う機会が多いことから、農薬危害防止についても指導をしました。

普及センターでは、今後も引き続き防除や栽培管理指導を行い、果樹の安定生産を支援してまいります。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374,FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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米山水稲部会の現地検討会が開催されました

2023年06月27日 16時37分44秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和5年6月26日に、米山水稲部会の現地検討会が開催され、生産者9人が参加しました。

 部会員のほ場を巡回し、水稲の生育状況と肥料、除草剤及び箱処理剤試験の効果の確認を行いました。

 肥料試験ほ場については、稲の葉色等から概ね設計通りの肥効となっていることを確認しました。

 除草剤及び箱処理剤試験ほ場については、ほ場管理が優れていることもあり、高い効果を確認することができました。

 梅雨の貴重な晴れ間となり、大豆の播種作業など農作業が多忙を極める中、参加した生産者の間では盛んに情報交換が行われ、有意義な現地検討となりました。

 普及センターでは、今後も水稲の収量・品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

 

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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JGAP団体認証取得に向けたIPM研修会が開催されました

2023年06月27日 13時03分41秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

JA新みやぎみどりの地区で青ねぎのJGAP団体認証取得を目指す取組の一環として、令和5年6月5日にIPMに関する研修会が開催され、生産者6人が参加しました。

IPM(Integrated Pest Management, 総合的病害虫管理)とは、病害虫の発生を観察しながら、化学農薬だけでなく、耕種的防除等を組み合わせて病害虫を管理する手法で、環境への影響を少なくし、安定した農業生産を行うものです。JGAPではIPMの実践が必須となっており、研修参加者はGAPへの取組を機にIPMにも取り組むこととしています。

研修会では、宮城県農業・園芸総合研究所の研究員から、IPMの基本的な知識や実践の重要性等について説明があり、普及センターからは、今回活用する微生物農薬について説明しました。

生産者からは、化学農薬だけに頼るのではなく、天敵の導入や粘着板によるモニタリング等を組み合わせた防除に取り組んでいきたいとの感想が出されました。

今後も普及センターでは、GAPの取組やIPM等の環境に配慮した持続可能な農業生産に関わる取組を支援していきます。

※GAP(Good Agricultual Practice, 農業生産工程管理)とは、農業生産の各工程の実施、記録、点検、評価を行い、農業経営の改善や効率化につなげる取組のことです。JGAP(Japan Good Agricultual Practice)は、日本の生産環境や社会環境等を考慮して定められたGAPの認証制度のひとつです。

 

  

                     図 研修会の様子

<問い合わせ先>   

 美里農業改良普及センター  先進技術班  TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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JAみやぎ登米石越町稲作研究会の現地検討会が開催されました

2023年06月27日 10時23分49秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援
 令和5年6月23日に、JAみやぎ登米石越町稲作研究会の現地検討会が開催され、生産者8人が参加しました。
 部会員の9ほ場を巡回し、水稲の生育状況と除草剤及び箱処理剤試験の効果の確認を行いました。
 登米管内ではイネドロオイムシの発生が多く、特定の殺虫成分に対する感受性が低下したイネドロオイムシの発生も確認されており、これまでと異なる成分が含まれる箱処理剤の使用を勧めているところです。
 今回の現地試験でも異なる成分の箱処理剤の試験を行い、高い効果を確認しました。
 除草剤試験については、一部のほ場で残草が見られたものの、全般的に高い抑草効果を確認することができました。
 普及センターでは、今後も水稲の収量・品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。


 <連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
 〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
 電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522



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