宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

秋まき直播たまねぎの栽培実証が行われました

2024年10月17日 15時25分55秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 現在たまねぎ栽培は、ほとんどが移植栽培で行われており、育苗期間が2か月程度、育苗本数が2.5万~3.5万本/10aと多いため、多くの育苗時間と資材費がかかることが課題となっています。

 この課題を解決するため、(株)久保園芸では、昨年度から試験的にたまねぎの直播栽培に取り組んでいます。降雨の影響もあり、播種日はやや遅れたものの、9月30日に畝立て、直下施肥、溝底播種を同時にできる作業機を用いて播種作業が行われました。作業は一畝当たり(長さ約80m)10分前後で進み、スムーズに作業ができていました。今回播種した玉ねぎは、来年の6月ころに収穫される予定です。

 普及センターでは、今後も関係機関と連携し、たまねぎの直播栽培技術の確立に向けて支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 


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農業大学校の令和6年度先進農業体験学習の終了式が行われました

2024年10月17日 08時17分32秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 9月9日(月)から10月11日(金)までの33日間に亘る農業大学校の先進農業体験学習が無事に終了しました。

 研修最終日は普及センターで終了式が行われ、学生1人1人から受け入れ農家へお礼の言葉が伝えられました。学生からは感謝の言葉だけでなく「他の法人や商談の場などにも同行させていただき、視野が広がった」、「勉強になっただけでなく、雨の日の作業などもとても楽しかった」といった、研修の充実ぶりが伝わるエピソードもありました。

 また受け入れ農家の皆様からも、「忙しい時期だったが、よく働いてくれた」、「将来法人を設立したいとのことだったので、いつか自分を超えてほしい」といった、学生に対する温かい労いの言葉や、励ましの言葉もいただきました。

 学生の皆さんには、体験学習での経験や縁を大事にし、将来の目標に向かって勉学に励んでいただきたいと思います。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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