令和６年９月２４日に石巻合同庁舎において，令和６年度宮城県農作物等鳥獣被害対策会議東部地域連携会議を開催しました。
この会議は，野生鳥獣による農作物への被害拡大が懸念される中，県及び関係機関等における情報共有を図るとともに，農作物等鳥獣被害対策を円滑に推進することを目的に開催しています。
初めに，当事務所から管内における野生鳥獣による被害状況や対策事業について情報提供を行った後，管内各市町から具体的な鳥獣の種類や被害の状況，捕獲個体の処理方法や捕獲担い手の課題，鳥獣対策に係る要望などを報告いただきました。
各市町間で情報を共有したことにより，今後それぞれの市町に活用できそうな技術や施策を持ち帰り活用することや，担当者間のネットワークの構築につながるものと思います。
今回の会議を踏まえ，今後も関係機関一体となって，石巻地域の鳥獣被害対策をすすめていきます。
宮城県石巻農業改良普及センター
地域農業班
（TEL）0225-95-7612
（FAX）0225-95-2999
令和６年１０月５日（土）に栗原市金成有壁地区で萩野酒造(株)主催の稲刈り体験が開催され、２５人が参加しました。
稲刈り体験では、地元の生産者である天水の郷「有壁創生会」の会員が、稲の刈り方や藁を使った結び方の実演を行った後、参加者が稲の手刈り体験を行いました。また、刈った稲束は藁で結び、ねじりほんにょ作りを行いました。ねじりほんにょとは、刈った稲束を天日乾燥させるため、稲束を杭にらせん状に積み上げたもので、栗原市のマスコットキャラクターにもなっています。
稲刈り体験終了後は、地元の方が用意してくださった料理に舌鼓を打ちながら、萩野酒造(株)を代表する銘柄である「萩の鶴」や「日輪田」などの日本酒10種類のきき酒を行いました。
普及センターでは、今後も有壁地区の地域活性化に向けた支援を行っていきます。
＜連絡先＞
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL：0228-22-9437 FAX：0228-22-6144
令和６年１０月４日に管内で先進農業体験学習を行っている農業大学校生を対象に、みやぎ農業未来塾「先進農業経営体相互研修会」を行いました。午前は受け入れ農家を回り、それぞれ学生に自分の受け入れ先で学んだことについて説明してもらいました。開始式のときには少し緊張していた農大生でしたが、今回の研修では自分が今まで学んできたことについて自信をもって説明する様子が見られました。午後はOEM受託など地域の６次化について重要な役割を担う白石市の「みのりファクトリー」を視察しました。「みのりファクトリー」では、加工施設の見学やHACCPの取り組みについて学び、今後の学習に役立てることができるようメモを取りながら講師の話に真剣に耳を傾けていました。
普及センターでは、今後も農業大学校と連携した地域の担い手の確保・育成に向けた取組を進めていきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第二班
TEL：0224-53-3519 FAX：0224-53-3138
地域計画の策定期限があと半年と迫る中、10月９日、亘理農業改良普及センター管内の２市２町を対象に「地域計画策定に係る情報交換会」を開催しました。
始めに農業振興課から、県内市町村の進捗状況、国の予算概算要求、地域計画と各種補助事業等の連携状況等について情報提供、その後、各市町の取組状況について情報交換を行いました。
各市町では、概ね協議の場を実施して地域計画の策定に取り組んでいるところであり、今後、地域計画の案の説明会、関係者への意見聴取をどのように行うかなどについて意見交換が行われました。
普及センターでは、各市町において地域の実情に即した地域計画が策定されるように支援してまいります。
＜連絡先＞
宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班
TEL：0223-34-1141 FAX：0223-34-1143
