宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JA加美よつば加工野菜部会の現地検討会が開催されました

2024年10月23日 16時14分05秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和6年10月22日に生産者及び実需事業者や種苗メーカーが参加し、JA加美よつば加工野菜部会の現地検討会が開催されました。検討会では、生産品目であるはくさいの現地ほ場を巡回し、病害虫の発生状況や生育状況を確認しました。昨年に続き、夏期の高温の影響による不作が心配されましたが、どのほ場も丁寧な管理のもと、生育も順調で、品質の良いはくさいの収穫が期待できる状況でした。近年は夏の高温などの異常気象の影響で、露地での野菜栽培にとって厳しい栽培環境が続いています。普及センターでは、気象変化に対応できるよう、引き続き露地野菜生産の取り組みを支援します。

<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター先進技術班
TEL:0229-91-0726、FAX:0229-23-0910


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加美町の若手農業者による地域活性化イベント「カミヤングイチ」が開催されました。

2024年10月23日 13時27分30秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 加美町の薬莱山にある「やくらい土産センター・山の幸センター」は農事組合法人やくらい土産センターさんちゃん会が運営する農産物直売所で、平成6年のスタート以来、中山間地である当地域の活性化に寄与しています。

 また、当直売所は加美町で地域おこし協力隊終了後に町内に定住、就農している若手農業者の活動拠点ともなっており、普及センターでは直売所の経営改善とともに若手農業者による地域活性化活動の支援を行っています。

 令和6年10月20日には、若手農業者と直売所が共同で地域活性化を目的としたイベント「カミヤングイチ」が開催されました。

 当日は若手農業者が生産した農産物、加工品などの販売や豚汁、杵つき餅のおふるまいが行われ、多くの来場者が訪れ、大盛況な1日となりました。

 普及センターでは、今後も若手農業者の活動支援を通じて、加美町の活性化に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

色麻町えごま品種比較試験の現地検討を行いました

2024年10月23日 10時09分31秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 色麻町内で栽培しているえごまの従来品種は収穫適期が短く、生産拡大の課題となっていたため、今年度から町えごま栽培推進協議会と普及センターでは収穫時期の異なる5品種の導入試験を実施しており、令和6年10月17日に現地検討を行いました。

 色麻町のえごまの収穫は、例年10月中下旬に行われていますが、今回試験した5つの品種のうち、1番早い品種で9月下旬に収穫が始まり、現時点で残る3品種の収穫が11月上旬まで順次続く見込みです。

 試験ほ場の農業者からは、「従来品種の刈り取り後に続けて収穫できる品種があればよい。草丈が短い方がコンバインの作業性がよい。今回供試している中で有望な品種があれば来年から本格導入したい。」など意欲的な発言がありました。今後、栽培特性や収益性などをまとめ、導入の検討をしていく予定です。

 普及センターでは、引き続き町の特産物えごまの生産振興を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WCS用稲「リーフスター」を収穫しました

2024年10月23日 09時05分36秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年10月13日にWCS用稲の展示ほとして蔵王町で栽培した極晩生品種「リーフスター」の収穫を行いました。

 収穫は、デントコーン専用機械を転用し、直径100cmのロールを成型。その後、別の機械でラッピングを行いました。

 9.1ロール/10aの収穫を得ることができました。また、坪刈り調査では、総生草重換算で約3,600kg/10aでした。

 飼料高騰に対して、自給飼料の増産は喫緊の課題であり、今後もWCSの増産が畜産農家から期待されています。

 普及センターでは、関係機関と連携し、更なる単収の増加や自給飼料の生産振興が図られるよう支援してまいります。

刈取後のロール

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする