宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JA名取岩沼ハウス胡瓜部会 促成胡瓜栽培講習会が開催されました。

2024年10月22日 11時21分52秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 名取岩沼地域は、きゅうりの周年産地となっており、このたび冬春期のきゅうり栽培に向けて、令和6年10月8日(火)に「JA名取岩沼ハウス胡瓜部会 促成胡瓜栽培講習会」が開催されました。

 当普及センターからは、昨年から被害が拡大し、現在栽培されている抑制栽培でも問題となっているタバココナジラミの防除について情報提供を行いました。

 タバココナジラミは多発すると防除が困難になることから、これまでに使用してきた薬剤のローテーション散布を発生初期から徹底することや管内で防除効果が高いと生産者から報告があった、気門封鎖剤や還元水あめ等、これまでにあまり使用されてこなかった農薬の使い方のコツ等についてお話しました。

 参加者からは、「多発すると本当にやっかいで防除が出来なかった」「防除に苦慮していたので、参考になる」等のお話がありました。

 当普及センターでは、きゅうりの安定生産に向け、また菅内での難防除害虫の防除について引き続き支援していきます。

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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農業大学校の先進農業体験学習終了式が開催されました

2024年10月22日 09時47分30秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年10月11日、亘理普及センターを会場として、農業大学校における先進農業体験学習の終了式が開催されました。本学習は農業大学校1年生が、先進的な農業経営を実践している農業者のもとで、33日間、農業技術や経営について学ぶものです。当普及センター管内では、水田経営学部、園芸学部及びアグリビジネス学部の9人の学生が、土地利用型や園芸経営をされている9経営体から指導を受けました。

 開始式では、緊張した面持ちで式に挑んでいた学生達でしたが、終了式では達成感に満ちた様子が伺えました。学生からは「インターネットでは学ぶことのできない貴重な勉強をさせていただき、ありがとうございました。」等、受入経営体にお礼の言葉が述べられました。受入経営体からも「最後までよく頑張りました。この経験を今後に活かして欲しい。」等の励ましの言葉がありました。

 普及センターでは、今後も農業大学校等と連携して担い手育成を行っていきます。

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班 

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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スマート農機とほ場管理システムの活用により水田農業を「見える化」!

2024年10月22日 08時46分18秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 清々しい秋晴れの空の下で、有機栽培米の刈取が行われました。こちらのほ場では、県庁農業振興課と連携して、ほ場管理システム「ザルビオ フィールドマネージャー」を活用した可変施肥を実施したほか、移植後には、遠隔で水位の確認や水の出し入れが可能な「ファーモ 水位センサーと給水バルブ」、水田の除草作業の負担を軽減する「アイガモロボ」を投入するなどのスマート農機を活用して栽培に取り組んできました。

 刈取作業はヤンマーアグリジャパンの協力により、作業と連動してほ場ごとの収穫量やほ場内の収量のばらつきが「見える化」する、収量マッピングのためのデータ取得を同時に行えるコンバインによって進められました。さらに、このコンバインは外周部分を刈り取ることで、その後は自動走行が可能となり、運転者の負担軽減を図ることができます。

 普及センターでは、様々なスマート農機の実証に参画し、生産者の負担軽減につながる様々な技術の実証や普及に努めていきます。

 

 <問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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