令和6年5月21日、JA新みやぎ松山営農センターで野菜栽培講習会が開催され、ミニトマトや白ねぎなどの生産者12人が参加し、夏季の高温対策や管理のポイントなどについて学びました。
講師には、宮城県農業・園芸総合研究所の鹿野弘上席研究員を迎え、高温等の環境条件に合わせた品種の選定やかん水等の作業を行うタイミング、遮光資材の活用方法等について説明がありました。
また、スケールメリットで考える露地野菜の栽培体系や松山地域で拡がる西洋野菜の取組等についても触れ、野菜の栽培管理について広く学ぶ機会となりました。
普及センターからは、昨年の夏季の気象経過と野菜品目ごとの高温の影響等について報告するとともに、気象予報や県の試験研究等、これからの栽培管理で役立つ情報サイトを紹介しました。
生産者からは「昨年の夏は、例年になく発芽不良や腐敗等が生じて大変だったので、このような講習会で高温対策等を知ることができて良かった。」といった声がありました。
今年の夏も高温になる可能性が高いと言われています。普及センターでは、異常気象への対策などを支援し、園芸品目の安定生産を推進していきます。
野菜栽培講習会
<問合せ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225