栗原市生活研究グループ連絡協議会(会長菅原さだ子氏,会員205名)では,平成24年7月に「栗原発 農村・生活のオリンピック 技術交流会」を開催しました。グループ員が作品を持ち寄って技術交流をしたのは約20年ぶりであり,これを記念して作品集を発行しました。作品集には,料理部門23点,リフォーム・手芸部門31点が収められ,グループ員が持つ技術の高さを感じることができます。
平成25年3月12日に開催された,平成24年度栗原市生活研究グループ連絡協議会総会において,作品集の完成お披露目を行いました。特に,作品を出品したグループ員にとってはよい記念となったようで,とても喜んでいました。
また,総会後に開催した研修では,「伝えよう!地域の食文化・郷土食」と題して,みやぎの食を伝える会代表 佐藤れい子さんより御講演をいただきました。「みなさんが持っている技術や知恵は宝。その宝を次の世代へ伝えていくことがグループ員の役割。持っている技術や食文化を積極的に継承して欲しい。」とのお話をいただき,出席したグループ員は,自身が持つ技術がすばらしいものであることを改めて実感することが出来たようでした。
普及センターでは,生活研究グループ員一人一人が持つ宝である技術を磨き,発信・伝承する活動について,今後も支援していきます。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-5795・6144