宮城県では技術と経営に優れた農業者の方々を指導農業士,青年農業士として認定し「次代の農業の担い手になろうとする者に対する指導・助言」,「地域農業の振興・農村生活の向上に関する助言・指導」等の役割をお願いしています。
大崎農業改良普及センター管内の農業士で組織する大崎農業士会と美里農業改良普及センター管内の農業士で組織する美里地区農業士会は毎年会員の資質向上を図るため,それぞれで研修会を開催していましたが,今回,新たな試みとして両会合同での研修会を開催することとなり,2月20日に大崎合同庁舎で大崎農業士会・美里地区農業士会合同研修会を開催しました。
はじめに,特定社会保険労務士でメンタルヘルス対策促進員でもある有限会社西嶋労務経営事務所の西嶋淑子代表取締役から「農業における働き方改革」について御講演いただき,働き方改革の意義や農業現場における働き方の特徴と問題点などについてお話をいただきました。さらに,「働きたい職場にするためには何が必要?」をテーマにグループディスカッションを行いました。与えられた時間はごく短い時間でしたが,働きやすい職場とは何か,より働きたいと思えるような職場にするには何をすべきかについて活発な意見が出されていました。
講演の後には宮城県農業共済組合大崎支所から収入保険制度についての御説明をいただきました。
普及センターでは,今後も地域農業をリードする役割を担っていただいている農業士会の活動を支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター
地域農業班
TEL:0229-91-0727
FAX:0229-23-0910