令和6年12月13日、東松島市役所矢本庁舎において、令和6年度農作物等鳥獣被害対策及び農作業安全講習会並びに農業者意見交換会が地域農業再生協議会及び認定農業者連絡協議会主催により開催され、参加者はおよそ30人でした。
東部地方振興事務所の農業振興班から東松島市で拡大しつつある鳥獣被害の実態と対策、石巻普及センターからは農作業死亡事故の多い乗用型トラクター、歩行型トラクターの事故要因と防止対策及び近年事故件数が多くなっている熱中症の応急対応などについて説明しました。 特に、農業機械による死亡事故の要因は、機種ごとにほぼ特定の要因が高い割合を占めている事と、安全フレームが無い古いトラクター等での事故が多い状況であることを説明しました。更に、宮城県内で発生した過去5年間の農作業事故の事例を紹介しました。
また、東北農政局から米をめぐる状況として、令和6年と7年の需給調整の見通しや水田活用の直接支払交付金等の概要と交付対象水田の水張について説明があり、参加者は熱心に説明を聞いていました。
普及センターは今後も関係機関と連携して、農作業安全や鳥獣害対策などの情報提供してまいります。