令和3年1月15日(金)に栗原市志波姫地区の農事組合法人iファームがGAPの基礎を学ぶ勉強会を行いました。
農事組合法人iファームは,水稲・大豆など土地利用型作物中心の経営を行っており,現在,農薬の保管・使用に関する管理点に着目し部分的にGAPに取り組みはじめていますが,幅広い視点での生産・経営改善やより良い組織運営を目指し,役員及び社員が全員参加してGAPの基本的な考え方を学びました。
普及センターからは,労働安全等の「5つの柱」から問題点を考えてみること,継続的なPDCA(Plan-Do―Check―Action)や自分達に適したルールづくりの重要性などを説明しました。また,動画も紹介し,実践している生産者の声やGAP全体像を実感していただきました。
役員からPDCAの考えが参考になったとの感想があり,今後話し合いをしながらGAPに取り組んでいくための共通認識を持つ機会となりました。普及センターでは今後もGAPに関心のある農業法人への支援を継続していきます。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-6144