管内のしゅんぎくは、昭和40年代初め頃から亘理町を中心に栽培が始まり、生産量は年間90トンにのぼり、周年出荷の産地として消費者・実需者からの人気も高く、主に京浜や仙台市場に出荷されています。
本格的な秋冬期の出荷シーズンを前に、生産者同士のほ場を視察しながら技術研鑽を行う目的で相互視察が開催されました。
当日は、3戸の農家を訪問し、灌水方法、追肥方法等の管理のポイントを各生産者から説明していただきました。出席した生産者からも技術的な情報交換が積極的に行われ、しゅんぎくの生産歴が長いベテラン農家らしい経験や工夫に富んだ技術について教えていただき、活発な情報交換となりました。
当普及センターからは、栽培管理のポイントや生理障害、病害虫の見分け方等について資料に基づき情報提供を行いました。
当普及センターでは、しゅんぎくの安定生産を引き続き支援していきます。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143