亘理農業改良普及センターにて、飼料用稲専用品種の展示ほ設置にともない、去る8月11日に現地検討会を開催しました。飼料用稲は、稲の栽培は主食用と同様に行い、米のみならず稲全体を収穫して飼料とするもので、水田を利用した飼料生産の体系です。収穫した飼料稲は、サイレージと言われる発酵飼料(以下、稲ホールクロップサイレージ:稲WCS)として、牛などの家畜に給与します。
現地検討会には、展示ほを設置いただいている亘理町酪農組合と収穫委託先の農事組合法人Natureと管内各市町並びに県関係機関を参集して、取組みに向けて情報提供を行いました。
はじめに、亘理町酪農組合の菊地真悦氏から、展示ほの取組みについて、肥料は散布せず堆肥を投入して低コストで栽培することを目的としたとの説明がありました。
県関係機関からは、畜産課から県内における稲WCSの品種と生産状況についてと、畜産試験場から稲WCSの収穫と給与のポイントについて情報提供しました。
専用品種の一種であるリーフスターは、東北地域では極晩生で子実が不稔であるため家畜の消化率が良いとともに多収性であり、宮城県では栽培を奨励しています。
収穫は、天候次第ですが9月上旬を予定しており、収穫後2ヶ月頃に、発酵飼料として給与できます。普及センターでは、自給飼料作物の生産拡大に向けて、稲WCSの収穫と給与の技術支援を行います。

<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143
現地検討会には、展示ほを設置いただいている亘理町酪農組合と収穫委託先の農事組合法人Natureと管内各市町並びに県関係機関を参集して、取組みに向けて情報提供を行いました。
はじめに、亘理町酪農組合の菊地真悦氏から、展示ほの取組みについて、肥料は散布せず堆肥を投入して低コストで栽培することを目的としたとの説明がありました。
県関係機関からは、畜産課から県内における稲WCSの品種と生産状況についてと、畜産試験場から稲WCSの収穫と給与のポイントについて情報提供しました。
専用品種の一種であるリーフスターは、東北地域では極晩生で子実が不稔であるため家畜の消化率が良いとともに多収性であり、宮城県では栽培を奨励しています。
収穫は、天候次第ですが9月上旬を予定しており、収穫後2ヶ月頃に、発酵飼料として給与できます。普及センターでは、自給飼料作物の生産拡大に向けて、稲WCSの収穫と給与の技術支援を行います。

<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143